三重県で高齢ドライバーに対する サポカー普及・啓発に関する協定を締結
2019.01.30
国内 13 県目、参加機関・団体は8団体で全国最多
日本損害保険協会中部支部三重損保会(会長:細山田 誠二・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 三重支店長)は、1月28日(月)、8機関・団体で「高齢運転者等に対する先進安全自動車の普及・啓発に関する協定」を締結しました。
本協定は、先進安全自動車(安全運転サポート車。以下、「サポカー」という。)の普及啓発活動を通じて、高齢者をはじめとする三重県民の交通事故防止を図ることを目的としています。具体的には、協定を締結する機関・団体が相互に連携し、サポカーや交通事故防止に関する県民への情報提供などを通じて、サポカーの普及啓発に努める活動を行うこととしています。サポカー普及・啓発に関する協定の締結は国内で13 県目ですが、参加機関・団体は8団体で全国最多となっています。
<高齢運転者等に対する先進安全自動車の普及・啓発に関する協定締結機関・団体>
- 三重県警察
- 三重県
- 国土交通省中部運輸局三重運輸支局
- 三重県軽自動車協会
- 一般社団法人日本自動車販売協会連合会三重県支部
- 一般社団法人日本自動車連盟三重支部
- 一般社団法人三重県指定自動車教習所協会
- 一般社団法人日本損害保険協会中部支部三重損保会
三重県警察本部で行われた締結式には、三重県警察の伊藤 正彦 交通部長、当支部三重損保会の細山田 誠二会長をはじめとした協定締結機関・団体の代表が出席し、協定書に署名しました。
締結式では、伊藤交通部長から、「2018 年は三重県内でブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が38件発生し、うち高齢者によるものは13件で2名が死亡している。サポカーの普及によって、交通事故を少しでも減らしていきたい」と挨拶がありました。
締結式後、三重県警察本部110番センターの駐車場にて、サポカーによる自動ブレーキのデモンストレーションが行われ、関係者が助手席や後部座席に座り、自動ブレーキシステムを体験しました。
当支部では、本協定締結をきっかけとして、交通事故を減らし、地域の安心・安全を実現するための取組みを積極的に推進していきます。