「ぼうさいこくたい2020 HIROSHIMA」でワークショップを開催
2020.10.19
広島で活動している防災士の方々と損保各社のメンバーによる全国初の意見交換を実施
日本損害保険協会中国支部委員会(委員長:松田 誠太・東京海上日動火災保険株式会社 常務執行役員)は、10月3日(土)に開催された「防災推進国民大会2020(ぼうさいこくたい2020 HIROSHIMA)」において全国初の取組みとして広島で活動している防災士の方々とワークショップを開催し、会場と参加者をオンラインで繋いで損害保険をテーマに意見を交換しました。
ワークショップの冒頭、松田委員長から、防災士の方々が日頃から地域や行政と連携して防災まちづくり・防災ひとづくりにご尽力いただいていることへの敬意と感謝が述べられたうえで、「広島においても2018年の西日本豪雨や2001年の芸予地震で大きな被害が発生しており、日本では、いつでもどこでも大きな災害が起きる可能性がある。南海トラフ地震のような広域的な大規模災害も念頭に置けば、「自助・共助・公助」の連携はますます必要で、災害に強い地域社会・地域経済をつくっていくために「自助」としての保険をしっかりお届けして、国民の皆様の安心・安全を支え続ける社会インフラとしての役割を果たし続けていきたい。本日のワークショップでは防災士、損害保険各社双方にとって有意義な意見交換になることを期待している」旨の挨拶がありました。
ワークショップでは防災士の方々から、ボランティア活動中に生じたケガや損害賠償責任を補償する損害保険に関する相談や、豪雨や台風など風水害による被害を補償する損害保険の加入率が高まっていない現状に関する貴重なご意見をいただきました。
当支部では防災の取組みや自然災害による損害を補償する損害保険の重要性を引き続き訴えてまいります。