自転車シミュレーターを富山県交通安全協会へ
2015.10.19
~寄贈式を開催、自転車事故の注意喚起活動に貢献~
日本損害保険協会北陸支部富山損保会(会長:石原 正幸・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 富山支店長)では、10月15日(木)に、富山県交通公園の「交通安全博物館」で開催された寄贈式で、自転車シミュレーター(※)を公益財団法人富山県交通安全協会に寄贈しました。
当日は、富山県交通安全協会から池畑 雅之専務理事、中島 貞治常務理事、南 正一交通博物館長が、また、当協会から富山損保会の石原会長が出席し、石原会長から「自転車シミュレーターを交通安全教室等で活用いただき、地域の自転車事故防止に役立てていただきたい」との挨拶を行いました。また、富山県交通安全協会 池畑専務理事からは「最近では交通ルールを守らない、マナーの悪い自転車走行の問題が指摘されている。安全で快適な交通社会の実現を目指し、寄贈いただいたシミュレーターを活用したい。」との謝辞がありました。
寄贈式後は富山県交通安全協会の職員がシミュレーターを実際に操作するデモンストレーションが行われ、出席者全員で様々な機能を確認しました。また、自転車事故件数の増加や高額賠償事例のほか高齢者の事故防止について意見交換が行われ、当協会作成のチラシ「知っていますか?自転車事故の実態と備え」「みんなで実践!交通事故防止!」をシミュレーターと一緒に活用してもらうこととなりました。
自転車シミュレーターの寄贈事業は、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した自動車事故の被害者支援事業・事故防止事業の一環として行っており、2015年度は全日本交通安全協会に寄贈した17台のうち1台が富山県交通安全協会に配備されました。本事業は、2014年度から行っており、富山県に寄贈されるのは初めてです。
(※)自転車シミュレーター
危険への予知能力を高め、自転車の安全な乗り方とルール・マナーを守ることの大切さを学ぶことができる教育装置。自転車利用時に想定される様々な危険を擬似体験することができる。