栃木で「ぼうさい探検隊」入賞団体を地域表彰
2017.01.31
日本ボーイスカウト栃木県連盟 鹿沼第4団 カブ隊「カブ隊 1組」の栄誉を称える
日本損害保険協会 北関東支部 栃木損保会(会長:多賀 信彦・東京海上日動火災保険株式会社 理事 栃木支店長)では、第13回小学生のぼうさい探検隊マップコンクールで、栃木県において唯一「佳作」入賞した日本ボーイスカウト栃木県連盟 鹿沼第4団 カブ隊「カブ隊 1組」に対し、1月29日(日)に鹿沼市菊沢コミュニティセンターで表彰式を行いました。
マップコンクールには、全国全ての都道府県から、小学校、子ども会、児童館、少年消防団など学校や様々な団体が参加し、2,871点の作品が寄せられました。また、今回のコンクールにマップ作りを通じて参加した児童の数は19,158人を数え、第1回のコンクールからの延べ参加児童数が15万人を超えました。 なお、日本ボーイスカウト栃木県連盟 鹿沼第4団は、4年連続8回目の応募。「佳作」入賞は、2013年度の第10回に続いて2回目の受賞となります。
当日は、多数の応募があった中で、栃木県で唯一入賞した日本ボーイスカウト栃木県連盟 鹿沼第4団 カブ隊「カブ隊 1組」の栄誉を称え、マップ作りに参加した4名のスカウトの皆さんのほか、栃木県連盟元理事長の宇賀神連盟相談役や指導者の皆さん、一緒に活動している鹿沼第4団のボーイスカウト隊やビーバースカウト隊の皆さん、そして、カブ隊のご家族の皆さんが見守る中、セレモニーが行われました。
セレモニーは、ベンチャー隊のお兄さんの司会の下で執り行われ、当支部の木舟 事務局長から賞状読み上げ・授与と「か・み・し・ば・い」の大切さを話した室崎審査員長の総評(※1)紹介と「カブ隊1組」の交通安全マップに対する審査員の評価(※2)の説明があり、表彰状とチャレンジ賞、参加賞などがカブ隊の皆さんに渡されました。
引き続き、カブ隊の組長さんから、「4月から、今回のメンバーのうちの3人がボーイスカウト隊員になる。今まで以上にボランティア活動や街の美化運動等に取り組むことになるので、自分たちのまちの調査結果を今後の活動に役立てたい。」との決意表明があり、指導されたカブ隊長 駒場和博さんから、「これからも、ぼうさい探検隊の活動を通じて子供たちに安全への意識を醸成するようにしたい。」「3人の隊員は、まちの安全な箇所や危険な箇所を確認した経験を元に地域に貢献できる、地域のために活躍できるボーイスカウト隊員になることを期待している。」との講話がありました。
日本損害保険協会栃木損保会は、引き続き地域に根差した取組みを実施していきます。
※1 室崎審査員長の総評
1月21日(土)に開催された「第13回小学生のぼうさい探検隊マップコンクール表彰式」において、今回のコンクールを振り返って、審査員長である室崎益輝・兵庫県立大防災教育研究センター長(神戸大名誉教授)が、審査講総評においてにおいて、「か・み・し・ば・い」、すなわち「か=体で感じる、み=皆で取り組む、し=調べて理解する、ば=バトンを受けわたす、い=イメージで提案する」の大切さを子ども達に伝えたもの。
※2 「カブ隊1組」の交通安全マップに対する審査員の評価
【テーマ性】テーマが「交通安全」に絞られており、わかりやすい。【ビジュアル性】チェックポイントを色分けして地図に記載したり、写真を添付したり、見やすく・わかりやすく整理されている。【提案性】感想の中の記載に、これからどのように行動すればよいかが提案されている。【教育効果性】多くの場所に足を運んで、丁寧にまちを調べた様子が伝わってくる。