新潟で「ぼうさい探検隊」入賞団体を地域表彰
2017.02.15
塩沢金城わかば児童館「きんじょうわかば 安全隊」の栄誉を称える
日本損害保険協会 北関東支部 新潟損保会(会長:原田 清・東京海上日動火災保険株式会社 新潟支店長)では、第13回小学生のぼうさい探検隊マップコンクールで、新潟県において唯一「佳作」入賞した塩沢金城わかば児童館「きんじょうわかば 安全隊」に対し、2月10日(金)に塩沢金城わかば児童館で表彰式を行いました。
応募数が過去最高を更新した今回のコンクール(※1)において、4・5年生のメンバー10人で構成された「きんじょうわかば 安全隊」は、児童館周辺の安全な場所や危険な場所を確認した結果を基に「防犯マップ」を作成し応募しました。なお、塩沢金城わかば児童館は、第11回コンクールについで2年ぶり5回目の応募で初めての「佳作」入賞となりました。
当日は、新潟県で唯一の入賞ということもあり、児童館の多くの生徒が通う南魚沼市立塩沢小学校の
岡村 秀康校長先生 をはじめ、自治会(塩沢財産区)区長の 大島 謙松さん、市議会議員の先生、市役所の社会教育課長さんや子育て支援課の方々、PTAの会長さんなど多数のご来賓にお越しいただき、同児童館に通う多くの生徒も列席し、盛大に「きんじょうわかば 安全隊」の栄誉を称える表彰式が行われました。
セレモニーは、同児童館館長の 角谷 教恵先生 の司会の下、同児童館を運営する社会福祉法人若葉会理事長の 角谷 正雄先生 の挨拶で開始し、当支部の木舟 事務局長から賞状授与と「か・み・し・ば・い」の大切さを話した室崎 審査員長の総評(※2)紹介と「きんじょうわかば 安全隊」の防犯マップに対する審査員の評価(※3)の説明があり、表彰状とチャレンジ賞、参加賞などが塩沢金城わかば児童館の皆さんに渡されました。
安全隊の皆さんから、「子どもでも、犯罪に遭わない力を身に付け、自分を守ることは大切です。これからも、自分たちの住んでいる地域の安全について、考えて行きたいと思います。」との力強い決意表明がありました。
最後に、来賓を代表して挨拶をされた岡村 塩沢小学校 校長先生から、素晴らしい決意表明を行なった安全隊の皆さんと、式の最後まで静かに参加することができた生徒全員に対してそれぞれお褒めの言葉と『大きな花まる』のプレゼントがありました。
日本損害保険協会 新潟損保会は、引き続き地域コミュニティの強化につながる取組みを支援してまいります。
※1 今回のコンクールの応募状況
今回のマップコンクールには、全国全ての都道府県から、小学校、子ども会、児童館、少年消防団など学校や様々な団体が参加し、2,871点の作品が寄せられ、マップ作りを通じて参加した児童の数は19,158人を数えました。なお、第1回のコンクールからの延べ参加児童数は今回で15万人を超えました。
※2 室崎審査員長の総評
1月21日(土)に開催された「第13回小学生のぼうさい探検隊マップコンクール表彰式」において、今回のコンクールを振り返って、審査員長である室崎益輝・兵庫県立大防災教育研究センター長(神戸大名誉教授)が、審査講総評においてにおいて、「か・み・し・ば・い」、すなわち「か=体で感じる、み=皆で取り組む、し=調べて理解する、ば=バトンを受けわたす、い=イメージで提案する」の大切さを子ども達に伝えたもの。
※3 「きんじょうわかば 安全隊」の防犯マップに対する事務局の評価
【テーマ性】テーマが「防犯」に絞られており、わかりやすい。【ビジュアル性】点検箇所を安全な場所・危険な場所別に色分けし、見やすく・わかりやすく示している。【提案性】人の目や近くに家があるなど安全に通れる路を示している。【教育効果性】多くの場所に足を運び、実際に見て確認した体験に基づき学んだ様子がうかがえ、落書きを消したのにまた書かれたことに「『まち』を思う気持ち」が養われていることが伝わってくる。