長野で「ぼうさい探検隊」入賞団体を地域表彰
2017.02.21
伊那市立伊那小学校5年忠組の友達「事故を防ごう防犯安全隊」の栄誉を称える
日本損害保険協会 北関東支部 長野損保会(会長:吉川 雅也・東京海上日動火災保険株式会社 理事 長野支店長)では、2月13日(月)、第13回小学生のぼうさい探検隊マップコンクールで、「佳作」入賞した伊那市立伊那小学校5年忠組の友達、チーム名「事故を防ごう防犯安全隊」に対し、同校で表彰式を行いました。
応募数が過去最高を更新した今回のコンクール(※1)において、伊那小学校5年忠組の仲良し4人組による「事故を防ごう防犯安全隊」は、夏休みの自主的な取組みとして、最寄り駅である伊那市駅周辺の安全な場所や危険な場所を確認し、その結果を基に「伊那市地域防犯マップ」を作成し応募しました。
長野県で唯一の入賞ということもあり、「事故を防ごう防犯安全隊」の4人が通う伊那小学校に報告を行い、同校の 林 武司 校長先生、馬淵 教頭先生、5年忠組担任の久保 先生、そして、まち探検を引率した保護者の三澤 正樹さん(パートナー保険)が出席する中、林 校長先生からの賞状授与を中心とする表彰式を執り行いました。
長野損保会を代表して参加した当支部の木舟 事務局長から、今回のコンクールの総評(※2)、「事故を防ごう防犯安全隊」の防犯マップに対する審査事務局の評価(※3)の紹介があり、4人によるまちの調査・点検の成果である「防犯マップ」をできるだけ多くの生徒さんにも見てもらい、危険な場所等を共有・意識を高めてもらうことを通じて活用願えれば有り難いとのコメントがあり、表彰式を終了しました。
日本損害保険協会 長野損保会は、引き続き地域の安全・安心に資する取組みを支援してまいります。
※1 今回のコンクールの応募状況
今回のマップコンクールには、全国全ての都道府県から、小学校、子ども会、児童館、少年消防団など学校や様々な団体が参加し、2,871点の作品が寄せられ、マップ作りを通じて参加した児童の数は19,158人を数えました。なお、第1回のコンクールからの延べ参加児童数は今回で15万人を超えました。
※2 室崎審査員長の総評
1月21日(土)に開催された「第13回小学生のぼうさい探検隊マップコンクール表彰式」において、今回のコンクールを振り返って、審査員長である室崎益輝・兵庫県立大防災教育研究センター長(神戸大名誉教授)が、審査講総評においてにおいて、「か・み・し・ば・い」、すなわち「か=体で感じる、み=皆で取り組む、し=調べて理解する、ば=バトンを受けわたす、い=イメージで提案する」の大切さを子ども達に伝えたもの。
※3 「事故を防ごう防犯安全隊」の防犯マップに対する審査事務局の評価
【テーマ性】「テーマ:防犯」と明示しており、左上部にチーム名・色の凡例でも示しているので、わかりやすい。【ビジュアル性】防犯に役立つ看板や監視カメラや電話ボックス、そして「子ども110番の家」など安全に関わる施設や場所を色分けし、見やすく・わかりやすく示している。特に、交番で教えてもらった危ない道をオレンジ色で示し注意喚起している。【提案性】地域の方が協力して「子ども110番の家」、街灯、防犯カメラが増えることで安心して通学できるようにしたいと提案。また、調査してわかった逃げ込むと危険な場所を明示している。【教育効果性】交番や街の人へのインタビューで知ったこと、実際に"まち探検"を通じて自分達が体験・体感したことを広く知ってもらおうと工夫して示している。