群馬県損害保険防犯連絡協議会総会を開催

損保業界と警察が連携することの重要性を確認

 群馬県損害保険防犯連絡協議会(会長:青木 謙親・三井住友海上火災保険株式会社 群馬支店長)では、2月20日(火)に前橋市内のホテルで、群馬県損害保険防犯連絡協議会第36回総会を開催し、来賓・顧問・会員など34名が出席しました。

 開会挨拶の中で青木会長は、昨年12月に交通事故を繰り返し偽装した保険金詐欺グループが逮捕されたことへの謝辞を伝えるとともに、「今後も県警、関係各位と協力しながら、業界を挙げて不当・不正請求を排除していきたい」と述べました。

 来賓である関東財務局前橋財務事務所の横尾所長からは、「損害保険は非常に公共性が高い事業であるため、損保業界と県警の定期的な情報交換は非常に重要だと考える。暴力団排除の推進は、金融当局としての責務と捉えている。」との挨拶がありました

 また、その後の講演において、交通部交通指導課の木村交通指導官は、「事故作出の手口が複雑化・巧妙化する中で、通常の事故との見極めが事件解決の鍵になってきている。その見極めには、確実な証拠が必要であるが、損保業界からの情報提供により確証を得られることも多いので、今後とも更なる協力をお願いしたい。」と述べました。

 損害保険業界では、1979年から民事介入暴力団対策および不正請求対策として、関連諸機関と連携を図り、健全な損害保険事業の運営を行うため、全国にこのような協議会を設けています。当協議会は1987年に発足し、当支部が事務局として運営しています。総会の概要は次の通りです。

群馬県損害保険防犯連絡協議会 第36回総会 式次第

1.開会挨拶
2.顧問挨拶
3.来賓挨拶
4.議  事
5.情勢報告
6.決意表明

(注)「群馬損保会」および「群馬損害サービス分科会」は、当支部の組織です。

開会挨拶をする青木会長
顧問挨拶をする立見交通指導課長
来賓挨拶をする横尾前橋財務事務所長
情勢報告をする木村交通捜査指導官
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