九州大学経済学部に「損害保険概論」講座を提供
2019.02.07
九大OB・OG中心の講義で入社後のキャリア形成に触れながら、環境変化・技術革新に果敢にチャレンジする損保業界の魅力を紹介
日本損害保険協会九州支部(委員長:大久 孝一・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 専務執行役員・九州本部長)では、10月3日(水)から2月6日(水)の間の毎週水曜日に、本年度新たに開校した九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)において、経済学部3・4年生を対象にした連続講座「損害保険概論」を実施しました。
この講座は、2015年度から単位認定講座として実施しており、4回目となる今年度は、経済学部の学生を中心に過去最多の履修者数である210名の学生が受講し、損害保険についての知見を深めました。
講座内容は下表のとおりですが、損害保険にかかる基礎的な知識の習得をベースとして、社会に出た際に必須の知識である自然災害や交通事故など生活を取り巻く各種リスクに対応する損害保険の仕組み・商品を様々な角度から講義することを通じて多面的に理解してもらうことを主な目的として開講しました。
講義「自動車保険の最近の動向」では、自動運転やAI等技術革新を踏まえた最新の自動車保険の開発状況について、あいおいニッセイ同和社の水野担当部長から紹介し、同「業界外から見た損害保険の姿」では、元内閣府消費者委員会委員である日本消費者協会の唯根専務理事から若者に忍び寄る金融関係の消費者被害等について講義願ったり、本講座のファウンダーである日本損害保険代理業協会の野元 専務理事から、同「我が国における損害保険募集・販売の概要」において、損保業界の募集・販売の現状と今後のあり方に加え、社会人に成るに当たっての大学OBとしてのアドバイス等がありました。なお、今年度の講座は、会員各社の協力のもと、極力九州大学のOB・OGに登壇願い、入社後のキャリアや現在担っている役割・責任、そして、自社の特徴的な取組み等についても触れながら、講義を行ってもらいました。
終了後のアンケートでは、「損害保険(業界)を身近な存在に感じるようになった。」、「社会人になったら真剣に保険の利活用を考えたい。」などの感想がありました。
損保協会九州支部では、引き続き、損害保険リテラシー向上に資する取り組みを推進していきます。
講義概要
講義内容 |
講師 |
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第1回 |
オリエンテーション、損保業界の紹介 |
損保協会 九州支部 |
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第2回 |
保険の概要(原理、歴史、役割、分類等) |
損保協会 九州支部 |
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第3回 |
自賠責保険・自動車保険 |
損保ジャパン日本興亜社 |
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第4回 |
自動車保険の最近の動向について |
あいおいニッセイ同和社 |
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第5回 |
自動車保険の保険金支払実務 |
三井住友海上社 |
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第6回 |
火災保険・地震保険 |
あいおいニッセイ同和社 |
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第7回 |
第三分野の保険 |
東京海上日動社 |
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第8回 |
損害保険業界の現状 |
損保協会 |
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第9回 |
業界外から見た損害保険の姿 |
日本消費者協会 |
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第10回 |
損害保険会社の仕事 |
三井住友海上社 |
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第11回 |
我が国における損害保険募集・販売の概要 |
日本損害保険代理業協会 |
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第12回 |
損害保険会社の経営 |
損保協会 |
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第13回 |
リスクマネジメントと損害保険 |
損保ジャパン日本興亜社 |
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第14回 |
再保険とART(代替的リスク移転) |
クエストコンサルティングロンドン |
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第15回 |
損害保険会社のCSR・社会貢献活動 |
東京海上日動社 |
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第16回 |
試験 |
損保協会 九州支部 |