「交通安全フェア☆ちば」で交通安全教室を実施
2017.10.03
「孫に会いたい」、寸劇で分かりやすく事故パターンと注意点を解説
日本損害保険協会南関東支部(委員長:上田 庄平 三井住友海上火災保険株式会社 コンプライアンス部 部長(関東担当))は、9月27日(水)に千葉市の京葉銀行文化プラザ 音楽ホールで開催された「交通安全フェア☆ちば(主催:千葉県警察等)」で、寸劇による高齢者向け交通安全教室を実施しました。当日は県内の高齢者等約200人が参加しました。
寸劇は「孫に会いたい」と題する一人芝居で、役者が扮する70歳の主人公が、孫を訪ねて車の運転や道路の横断をする道中に何度も交通事故の危険に遭うというストーリー。急ブレーキの効果音やBGMで臨場感を演出し、各事故場面で当支部 横尾 修一 事務局長が加齢による身体機能の変化や、高齢者(65歳以上)に特徴的な事故パターンと注意して欲しいポイントを当協会の高齢者交通事故注意喚起チラシ「みんなで実践!交通事故防止!」に基づき分かりやすく解説したほか、反射材つきの当協会チラシ「出会い頭の事故に注意!高齢歩行者は、夕暮れや夜間に注意!」も配付し、反射材の効果を実演しました。
「まだまだ自分は大丈夫」と体力・運転ともに自信を持っていた主人公も、若いころと同じ意識では思わぬ事故につながる危険性を認識し、これからも元気で孫に会いに行けるよう交通安全の実践を誓います。
交通安全教室終了後、県内高齢者クラブ等の出演者による反射糸を用いた編み物作品ファッションショー「ピカッとニット★ちば コレクション」と、千葉県警察音楽隊による「交通安全ふれあいコンサート」が行われました。「ピカッとニット★ちば コレクション」では、暗転した舞台に客席からLEDライト向けると、出演者の衣装や傘などに創意工夫を凝らした様々な刺繍が浮かび上がって会場を彩りました。
千葉県では、今年8月末時点の交通事故死者数90人のうち42人(46.7%)が高齢者で、「身につけよう 命のお守り 反射材」をスローガンに反射材の普及に取組んでいます。
当支部では、警察や自治体等と連携し、引き続き高齢者の交通事故減少に向けた活動を行っていきます。