香川県で「保険犯罪防止セミナー」を開催!
2016.10.28
~不正請求の防止と損害調査社員の対応力強化を目指す~
一般社団法人日本損害保険協会四国支部(委員長:大原 淳司 東京海上日動火災保険高松支店長)は、保険犯罪・不正請求防止、損害調査社員の対応力強化を目的として、10月25日(火)に東京海上日動社高松支店で「保険犯罪防止セミナー」を開催しました。香川県での開催は、今回で3回目となります。
香川県においては、各社とも保険犯罪に係る地域特性について十分に掴みきれていない側面があり、また、四国の他の地域と比べて特徴的な事案が少ない傾向にあるため、知らない間に保険犯罪に遭っているケースも見受けられます。
そこで今回のセミナーでは、協和綜合法律事務所の阪口弁護士から、各種対応事案の中から成功に結び付いた事例を中心に保険犯罪の手口、初動時における損害調査担当者の着眼点や対応上のポイントについて、実務的な講演を願うこととなり、損保各社等から約60名の出席がありました。
セミナーの概要は、次のとおりです。
- 開催日時
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2016年10月25日(火) 14時00分~16時00分
- 開催場所
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東京海上日動火災保険株式会社 高松支店大会議室
- テーマ
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「モラルリスクの実態と対策」
- 講 師
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協和綜合法律事務所 弁護士 阪口 祐康 氏
- 概 要
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○偽装事故事案対策
○放火事案を検討する際の基本的視点
当日のセミナー出席者からは、「実事例についてのエピソードもあり、モラルクレームの対応に際しての ポイントを分かり易く説明いただいたので良かった。」「立証責任がどちらにあるか分かり易く、裁判所の考え方等を話していただいて大変参考になった。」等の感想が寄せられました。
当協会が現在取り組んでいる第7次中期基本計画では、不正請求防止が重点課題の一つになっており、当支部ではこうした保険犯罪防止セミナーの開催に加え、保険犯罪や不正請求の防止に向けて各社・警察との連携の強化に努めてまいります。