「ぼうさいこくたい2019」への参画
~南海トラフ地震に関するパネルディスカッション等を実施し、「地震保険」の重要性を啓発~
2019.10.28
日本損害保険協会(会長:金杉 恭三)では、10月19日(土)・20日(日)にささしまライブ24で開催された、内閣府等主催の総合防災イベント「ぼうさいこくたい2019」の複数のセッションを主催・参画しました。
当協会が主催したセッションでは、南海トラフ地震をテーマとしたパネルディスカッションを実施し、災害に強いまちづくりや防災教育、地震保険の重要性について、テツandトモによる演芸も交えながら、わかりやすく説明しました。
1.緊急セッション「台風災害緊急情報共有の会」(主催:TEAM防災ジャパン)
- 日時
-
10月19日(土)18:15~20:00
- 会場
-
名古屋コンベンションホール4階 406・407会議室
- 参加者数
-
約250名
- 概要
-
TEAM防災ジャパンが主催する緊急セッション「台風災害緊急情報共有の会」では、産官学の主要団体からの台風15号・台風19号への対応に関する情報共有があり、当協会からは伊東常務理事が登壇し、「対策本部の設置」・「損害保険に関する相談窓口」・「迅速な保険金支払に向けた損害調査」等の対応を行っている旨、説明を行いました。
2.ハイレベルセッション「南海トラフ地震へのソナエ」(主催:内閣府等)
- 日時
-
10月20日(日)10:00~11:30
- 会場
-
名古屋コンベンションホール3階 メインホールA
- 来場者数
-
約200名
- 登壇者・プログラム
-
コーディネーター
・福和 伸夫 氏(名古屋大学教授 減災連携研究センター長)
〇テーマ1:「南海トラフ地震に対し、日本の経済と産業を守る」
パネリスト
・佐々木一郎 氏(ブラザー工業株式会社 代表取締役社長)
・高橋 淳 氏(経済産業省 中部経済産業局長)
・小川 正樹 氏(中部経済連合会 専務理事)
・勢田 昌功 氏(国土交通省 中部地方整備局長)
〇テーマ2:「多様な主体の連携により、住民と地域社会を守る」
パネリスト
・中尾 晃史 氏(内閣府(防災担当)参事官)
・明城 徹也 氏(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク 事務局長)
・伊東 祐次 (日本損害保険協会 常務理事)
- 概要
-
内閣府・南海トラフ地震対策中部圏戦略会議が主催するハイレベルセッション「南海トラフ地震へのソナエ」に、当協会から伊東常務理事がパネリストとして出演し、地震保険の概要や防災連携の今後のあり方について説明を行いました。最後に、コーディネーターの福和氏から、本セッションを機に、業界団体を中心とした中部圏での防災連携の枠組みについて新たに提案があり、各登壇者より賛同の声が寄せられました。
3.パネルディスカッション&演芸で学ぶ「南海トラフ地震」への対策と備え(主催:損保協会)
- 日時
-
10月20日(日)12:30~14:00
- 会場
-
名古屋コンベンションホール3階 メインホールB
- 参加者数
-
135名
- 登壇者・プログラム
-
〇開会挨拶 日本損害保険協会 常務理事 伊東 祐次
〇ミニライブ お笑い芸人 テツandトモ
〇パネルディスカッション
コーディネーター
・室崎 益輝 氏 (兵庫県立大学大学院 減災復興政策研究科長・教授)
パネリスト
・廣井 悠 氏 (東京大学大学院工学系研究科 准教授)
・浦野 愛 氏 (特定非営利活動法人レスキューストックヤード 常務理事)
・田中 宏和 氏 (三重県四日市市危機管理室 主幹)
・高橋 浩一 (日本損害保険協会中部支部 損害サービス部会長)
- 概要
-
当協会が主催したセッションでは、スペシャルゲストにテツandトモを迎え、「南海トラフ地震への備え」をテーマとしたパネルディスカッションを実施し、災害に強いまちづくりや防災教育、地震保険などの重要性について、各分野の専門家とともに伝えました。
4.クロージングセッション(主催:内閣府等)
- 日時
-
10月20日(日)14:30~16:00
- 会場
-
名古屋コンベンションホール3階 メインホールA・B
- 参加者数
-
約400名
- 概要
-
大会を締めくくるクロージングセッションにおいて、主催者である防災推進協議会運営委員長として、当協会から宇田川理事業務企画部長が登壇し、ぼうさいこくたい2020の開催地が「広島市」となる旨を発表するとともに、広島市危機管理室長へ引継ぎを行いました。