離島への軽消防自動車の寄贈式を総務省消防庁で開催
~軽消防自動車を離島に7台寄贈、離島への軽消防自動車等の寄贈累計台数は731台に~

 日本損害保険協会(会長:金杉 恭三)では、地域の防災力強化を目的として、軽消防自動車を全国に16台寄贈し、うち7台を離島に寄贈します。それに伴い、11月27日(水)に消防庁長官室で、「令和元年度離島に対する消防資機材の寄贈式」を行い、当協会の岩崎 賢二 専務理事から全国離島振興協議会の荒木 耕治 会長(鹿児島県屋久島町長)に寄贈目録を贈呈しました。贈呈後には消防庁の林崎理 長官をはじめとする出席者から挨拶があり、また、荒木会長から謝辞がありました。

 なお今後は、寄贈車両が配備される各離島で現地寄贈式を実施する予定です。

<寄贈式の出席者>

総務省消防庁
国土交通省
全国離島振興協議会
日本損害保険協会

<寄贈式の次第>

1.開式
2.寄贈目録贈呈
3.挨拶
4.謝辞
5.記念撮影
6.閉式
寄贈目録贈呈:(左から)坂根国土政策局長、荒木会長、岩崎専務理事、林崎長官
出席者による記念撮影

出席者からの主な挨拶内容

岩崎 賢二
(日本損害保険協会専務理事)
林崎 理
(消防庁長官)
坂根 工博
(国土交通省国土政策局長)
荒木 耕治
(全国離島振興協議会会長)

消防自動車等の寄贈事業

・2019年度は、全国9市町村(離島を除く)および離島7市町村に軽消防自動車16台を寄贈。
・全国の消防力の強化・拡充に協力するため、今年度寄贈分を含め、消防自動車等を1952年度から全国の市区町村(離島を除く)に2,728台、1982年度から離島に731台寄贈しており、累計寄贈台数は3,459台。

(参考1)2019年度 軽消防自動車等の寄贈先

市区町村(離島を除く):9台

都道府県

市町村

栃木県

鹿沼市(かぬまし)

群馬県

玉村町(たまむらまち)

千葉県

南房総市(みなみぼうそうし)

愛知県

阿久比町(あぐいちょう)

滋賀県

野洲市(やすし)

京都府

長岡京市(ながおかきょうし)

岡山県

久米南町(くめなんちょう)

佐賀県

小城市(おぎし)

長崎県

島原市(しまばらし)

市区町村(離島を除く):9台

都道府県

市町村

離島

北海道

奥尻町
(おくしりちょう)

奥尻島
(おくしりとう)

東京都

新島村
(にいじまむら)

新島
(にいじま)

愛知県

西尾市
(にしおし)

佐久島
(さくしま)

福岡県

新宮町
(しんぐうまち)

相島
(あいのしま)

長崎県

西海市
(さいかいし)

江島
(えのしま)

大分県

姫島村
(ひめしまむら)

姫島
(ひめしま)

鹿児島県

瀬戸内町
(せとうちちょう)

与路島
(よろじま)

(参考2)これまでの消防自動車等の累計寄贈台数

 防災事業の一環として、1952年度から全国の市区町村(離島を除く)に、1982年度から離島に毎年、消防自動車等を寄贈。

市区町村
(離島を除く)

消防自動車(注)

2,440台

CAFSユニット積載軽車両

1台

軽消防自動車

286台

消防活動二輪車

1台

離島

軽消防自動車

204台

非常用浄水発電照明装置積載兼用軽消防自動車

9台

小型動力ポンプ

518台

合計

3,459台

(注) 標準車、水槽車、救工車、化学車、シュノーケル車などを含む。

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