2022年度 教員の民間企業研修を開催
~小・中・高等学校教員が損害保険リテラシーの授業や防災教育事業を体験~
2022.08.31
一般社団法人 日本損害保険協会(会長:白川 儀一)は、一般財団法人 経済広報センターと連携して、「教員の民間企業研修」を2022年8月22日(月)に損保会館で開催し、東京都内の小・中・高等学校および特別支援学校から43名の先生方が参加しました。
本研修は、教員の方々が企業活動の考え方や企業の人材育成への取り組みなどについて理解を深め、その体験を子どもたちへの教育や学校運営などに活かしてもらうことを目的に、2018年度から開催しています。
研修では、当協会と損保業界の概要や損害保険の基礎知識を学んでいただいたうえで、高校生向け教材「明るい未来へTRY!~リスクと備え~」を使い、動画やクイズなどを取り入れたアクティブ・ラーニング形式の授業を体験いただきました。また、「ぼうさい探検隊」について好取組事例を交えながら紹介するとともに、ハザードマップの重要性と活用方法について「ハザードマップと一緒に読む本」を使って説明しました。
先生方から寄せられた感想
- 損害保険について初めて知ったことがたくさんあり、自身の勉強にもなった。
- 保険は難しいと思っていたが、詳しく知ることができてよかった。
- 自転車や自動車の事故について、高校生にも身近で生活に直結した課題を考えることができた。
- 研修で学んだことを、子どもたちにいかに自分事として伝えるかを学校全体で考えていきたい。
- 地域交流の視点から「ぼうさい探検隊」をやってみたい。
- 特別支援学校ならではの車椅子視点の「ぼうさい探検隊安全マップ」を作ってみたい。
- 生徒が住んでいる地域のハザードマップを調べてもらい、共有したい。
- 保険の加入やハザードマップも、知っていれば守れた命や財産があり、教育の重要性を再確認した。
概要
- 第1部
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損害保険を学ぶ
日本損害保険協会および損害保険業界の概要(50分)
保険の仕組みと損害保険の役割(50分)
- 第2部
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アクティブ・ラーニングを取り入れた損害保険リテラシー授業を体験する
自転車を取り巻くリスクとその責任(60分)
自動車を取り巻くリスクとその責任(50分)
- 第3部
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防災教育を知る
実践的安全教育プログラム「ぼうさい探検隊」(40分)
ハザードマップの重要性と活用方法(30分)
- 第4部
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まとめ・振り返り
参加教員間の情報交換(45分)