国際保険協会連盟(GFIA)の概要
国際保険協会連盟(GFIA)は、意見発出・情報交換活動の強化および国際監督規制の議論における保険業界のプレゼンスの向上を目的として、各国の保険協会の集まりである国際保険協会ネットワーク(INIA)を改組して発足した、法人格を有する機関です。
2024年3月現在、42の保険協会の加盟の下、全世界の89%の保険料をカバーしており、14のワーキンググループ(高齢化社会、マネーロンダリング・テロ資金供与対策、資本、気候リスク、コーポレートガバナンス、サイバーリスク、破壊的技術、エクストリームイベント、DE&I、マーケットコンダクト、システミックリスク、税制、通商、交通安全)を設け、意見発出や政策提言、情報交換等の活動に取り組んでいます。
損保協会は、INIAおよびその前身である国際保険協会会議(IMIA)の時代から、それらの枠組みの一員として、保険監督者国際機構(IAIS)による国際保険監督規制の策定や各国の監督規制および通商障壁等に関する共同意見発出、情報交換、保険協会間の交流等の活動に積極的に関与してきました。GFIAにおいてそれらの活動はさらに活発化しており、損保協会も精力的に参加しています。