愛知県自動車盗難等防止協議会総会を開催

~自動車盗難件数の全国ワースト返上に向けて、盗難防止活動に取り組むことを確認~

 愛知県自動車盗難等防止協議会(会長:小栗 一朗・名古屋トヨペット株式会社代表取締役社長)では、2月22日(月)16時から、名古屋市のアイリス愛知で、愛知県 大村 秀章 知事および愛知県警察 桝田 好一 本部長を来賓として迎えて総会を開催し、自動車盗難認知件数の全国ワースト返上に向けて、盗難防止活動に取り組むことを確認しました。

 開会にあたり、当協議会の小栗会長から「全国初の自動車関連窃盗情報報奨金制度やナンバープレート盗難防止ネジの普及により、今年こそ全国ワーストの汚名を返上したい。」との挨拶がありました。

 来賓の愛知県 大村 秀章 知事からは、「これまでの自動車盗難対策により、自動車盗難認知件数は、ピーク時の9,865件から昨年は2,205件となり4分の1まで大幅に減少したが、依然として全国ワーストという状況である。こうした中、愛知県では『あいち地域安全戦略2017』を策定し、自動車盗難認知件数を3年間(2015年~2017年)で2,000件以下とする目標を掲げて取り組んでいる」と挨拶があり、続いて、愛知県警察 桝田 好一 本部長からは「昨年の自動車盗難認知件数は、前年比で約2割の減少となったが、過去10年のうち7年が全国ワーストである。また、部品ねらいの被害品におけるナンバープレートの被害割合も増加している。愛知県警察では昨年1月から組織窃盗グループ壊滅プロジェクトを設置し、犯人検挙に向けて取り組んでいる」と挨拶がありました。

 次いで、小栗会長の議事進行により、2015年度の活動報告、2016年度の活動計画案等が了承されました。

 総会に引き続き、愛知県警察本部生活安全部生活安全総務課地域安全対策室の中川 裕文 室長から「自動車盗難の減少を目指して!~官民合同の取組みの重要性~」と題した講演がありました。

 本協議会は、自動車盗難等防止活動に取り組み、安全で住みよい地域社会の実現に寄与することを目的として22団体・機関で構成されている任意の団体であり、当支部が事務局として運営しています。当支部では、引き続き、愛知県警察本部をはじめとした関係先との連携を強化し、自動車盗難防止対策の周知と自動車盗難減少への貢献に向けて取り組んでいきます。

小栗会長
大村知事
桝田本部長
桝田本部長、大村知事、小栗会長
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