愛知県が自動車盗難認知件数全国ワーストを返上
2017.03.10
愛知県自動車盗難等防止協議会総会を開催
愛知県自動車盗難等防止協議会(会長:小栗 一朗・名古屋トヨペット株式会社代表取締役社長)では、2月20日(月)、名古屋市のアイリス愛知で、愛知県 大村 秀章 知事、愛知県警察 桝田 好一 本部長を来賓として迎え、総会を開催しました。
開会にあたり、当協議会の小栗会長から、「2016年は全国ワースト1位を返上して全国ワースト4位になったが、依然として多くの自動車が盗難され、深刻な状況が続いていることに変わりがなく、2017年も官民一体となったオール愛知で自動車盗難防止活動に取り組みたい」と力強い挨拶がありました。
続いて、来賓の愛知県 大村 秀章 知事から「全国ワーストを返上したものの、被害は多く、自分も被害に遭ったことがある。自動車盗難は身近で起きる犯罪であり、県民一人ひとりが自分のこととして自動車盗難防止に努めることが大事である」、また、愛知県警察 桝田 好一 本部長からは「全国ワーストの住宅侵入盗の犯行の際の足として特定の車種が盗難されていることから、警察としても組織窃盗グループへの取締りを引き続き強力に推進していきたい。」と挨拶がありました。
次いで、自動車盗難被害の撲滅に向けて取り組み、各種防犯啓発活動により被害の未然防止に大きく貢献したことから、桝田本部長から当協議会へ感謝状と記念品が授与されました。
その後、小栗会長の議事進行により、2016年度活動報告、2017年度活動計画案等が了承されました。
総会に引き続き、愛知県警察本部生活安全部生活安全総務課地域安全対策室の内田 昌樹 室長から「自動車盗の減少を目指して!~官民合同の取組みの重要性~」と題して講演がありました。
本協議会は、自動車盗難等防止活動に取り組み、安全で住みよい地域社会の実現に寄与することを目的として22団体・機関で構成されている任意の団体であり、日本損害保険協会中部支部が事務局として運営しています。当支部では、引き続き、愛知県警察本部をはじめとした関係先との連携を強化し、愛知県の自動車盗難減少への貢献に向けて、自動車盗難等防止活動に取り組んでまいります。