「親子で学ぶ 防災・減災ピクニック」を実施

家族防災力を高め、南海トラフ巨大地震などの自然災害に備える

 日本損害保険協会中部支部(委員長:堂領 英毅・三井住友海上火災保険株式会社執行役員中部本部長)では、7月22日(土)に名古屋大学減災連携研究センターの福和 伸夫 センター長をナビゲーターに迎え、「親子で学ぶ 防災・減災ピクニック」を実施しました。当日は、16組37名の親子がバスで移動しながら、愛知県内の防災・減災の拠点である名古屋大学減災館と名古屋都市センターで防災・減災を楽しく学びました。

 開催にあたり、当支部消費者部会の 格谷 隆 部会長(三井住友海上火災保険株式会社中部本部 部長)から、「南海トラフ巨大地震は、今後30年以内に70%の確率で発生するといわれており、いつ発生してもおかしくない状況です。子どもたちが災害を乗り越えて生きていく力を身につけさせるのは、お父さん、お母さんをはじめ、私たち大人の責任です。本日は楽しんで防災・減災を学んでください」と挨拶がありました。

 名古屋大学減災館では、福和センター長の指導で、減災館見学ツアーで地震や津波のメカニズムを体感したり、クイズで防災知識を確認したり、プリンを使った実験で地盤と建物の揺れ方の関係などを学んだりしました。
 移動のバスの中では、福和センター長の解説により、名古屋市の地名の由来を確認しながら、防災・減災の視点から名古屋のまちを再発見しました。
 名古屋都市センターでは、災害時にも温かい食事がとれる非常食を試食したり、ストローハウス作りで建物の耐震補強の重要性を学びました。

 アンケートでは、参加者の満足度が非常に高く、「新しい知識がいっぱい得られて感動しました」「地形・地名の由来が面白く、もっともっと話を聞いていたかったです」「名古屋がさらに好きになりました」「お友達とストローハウスを作ります」などの感想が寄せられました。

 当支部では、南海トラフ巨大地震に備えて、家族や地域の防災力を高めるため、今後もこうした取組みを進めていきたいと考えています。

格谷消費者部会長の開会挨拶
解説をする福和センター長
減災館見学ツアー
クイズで防災知識を確認
プリンを使って地震の揺れを実験
防災・減災の視点から名古屋のまちを再発見-1-
防災・減災の視点から名古屋のまちを再発見-2-
非常食を作って試食
耐震を学ぶストローハウス作り-1-
耐震を学ぶストローハウス作り-2-
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