名古屋モーターショーで自動車盗難防止を呼びかけ

盗難被害にあった盗難車を展示して啓発活動を行う

 愛知県自動車盗難等防止協議会(会長:小栗 一朗・名古屋トヨペット株式会社代表取締役社長)では、11月23日(木・祝)から26日(日)に名古屋市のポートメッセなごやで開催された名古屋モーターショー(来場者数:20万5,900人)で、愛知県警察と連携してブースを設け、自動車盗難防止を呼びかけました。

 ブースでは、実際に盗難被害にあった車(トヨタ社プリウス)を展示しました。盗難車は、車内侵入のため助手席の三角窓が割られており、また、セキュリティを解除するため自動車を制御するコンピューターが外されていました。証拠隠滅のため車内に消火剤が散布された盗難車の様子を、多くの人が足を止めて、見入っていました。
 本協議会や愛知県警察の関係者が、「自動車盗難防止ガイド2017愛知県版」等を配布しながら、自動車盗難の現状を説明し、メーカー純正のセキュリティに加えて、タイヤ固定装置、ハンドル固定装置、アンカーチェーン及びドライブレコーダー等を活用したプラスワン対策の必要性を来場者に訴えました。
 来場者からは、「どうやってこの車は盗まれたのですか?」「どういった車が盗まれているのですか?」「ナンバープレート盗難防止ネジはどこで購入できますか?価格はおいくらですか?」といった質問が寄せられ、自動車盗難防止に対する関心の高さがうかがえました。

 なお、11月25日(土)には、愛知県の大村知事が本ブースを訪れ、一緒に自動盗難防止を呼びかけました。

 本協議会は、自動車盗難等防止活動に取り組み、安全で住みよい地域社会の実現に寄与することを目的として22団体・機関で構成されている団体であり、当支部が事務局として運営しています。愛知県内の自動車盗難の撲滅に向けて、今後もこうした取組みを進めていきます。

自動車盗難防止を呼びかける大村知事
啓発活動の様子-1-
啓発活動の様子-2-
ダミー人形を用いた車内侵入手口の解説
自動車盗難防止ガイド2017愛知県版
サイト内検索