静岡県森町へ軽消防自動車を寄贈
2018.01.26
寄贈軽消防自動車の活用により、町民の安全・安心のために一層尽力
日本損害保険協会中部支部(委員長:堂領 英毅・三井住友海上火災保険株式会社執行役員中部本部長)では、2017年度に全国の自治体に寄贈する軽消防自動車17台のうち1台が静岡県森町に配備されることから、1月18日(木)に森町役場で寄贈式を行い、同支部静岡損保会の溝口 一修(三井住友海上火災保険株式会社静岡支店長)会長から森町の太田 康雄 町長に目録とレプリカキーを贈呈しました。
溝口会長は、挨拶の中で、「寄贈する小型動力ポンプ付軽消防自動車は、狭い道での活動も機動的に行うことができ、扱いやすい仕様となっている。この軽消防自動車が地域の皆様の安心のよりどころとなり、万が一の災害や事故発生の際に、皆さまの生命と財産を守ることができることを願っている」と述べました。
これに対して、太田町長は、「軽消防自動車を寄贈していただき感謝する。森町は非常に山林が多く、今回寄贈された軽消防自動車は山道でも対応できるので非常に役に立つ。地域の安全・安心のために有効に活用させていただく。」と謝辞を述べました。
軽消防自動車の寄贈事業
当協会では、社会貢献ならびに防災事業の一環として、地域における消防力の強化・拡充に貢献することを目的に、全国の市区町村(離島を除く)には1952年度から、離島には1982年度から毎年消防自動車を寄贈しており、累計台数は2,912台になります。
寄贈する軽消防自動車は、軽四輪駆動車をベースとしており、悪路での走行や狭い道路での消火活動に機動的に対応することができ、迅速な初期消火・初期救命への貢献が期待されます。また、搭載する小型ポンプは高性能で、放水量も小型ポンプとしては最高レベルとなっています。