名古屋モーターショーで自動車盗難防止を呼びかけ
2019.12.25
盗難車とカーセキュリティを展示して啓発活動を行う
愛知県自動車盗難等防止協議会(会長:小栗 一朗・名古屋トヨペット株式会社代表取締役社長)では、11月21日(木)から24日(日)に名古屋市のポートメッセなごやで開催された名古屋モーターショー(来場者:18万3,250名)で、愛知県警察と連携してブースを設け、自動車盗難防止を呼びかけました。
ブースでは、実際に盗難被害に遭った車(トヨタ社プリウス)や車のセキュリティ対策グッズを展示しました。盗難車は、車内侵入のため助手席の三角窓が割られており、シートも含め、転売が可能と推測される部品がほとんど盗まれていました。被害の実体の目のあたりにし、「ここまで部品が盗まれてしまうとは、自分の車ではないがショックを受けた」、「自分には関係ないと思っていたが、実際の盗難車を見ると恐ろしくなる」など、お子様も含め多くの人が足を止め、見入っていました。
本協議会や愛知県警の関係者が、来場者に「自動車盗難防止ガイド2019愛知県版」を配付するとともに、展示されているセキュリティ対策グッズを紹介しながら、愛知県の自動車盗難の現状を説明し、メーカー純正のセキュリティ対策に加え、タイヤやハンドルの固定など『プラスワン対策』の必要性を訴えました。また、最近はスマートキーの電波を悪用したリレーアタックによると思われる盗難件数も増えていることから、昨年度当協議会で作成した金属製の容器も配付し、対策を呼びかけました。金属製容器を受け取った方からは「テレビでこの対策を放映していて知っている」、「新聞で見たことあるけど、対策できていなかったので助かる」など認知度が高まりつつあることがうかがえました。
本協議会は、自動車盗難等防止活動に取り組み、安全で住みよい地域社会の実現に寄与することを目的として22団体・機関で構成されている団体であり、当支部が事務局として運営しています。愛知県内の自動車盗難の撲滅に向けて、今後もこうした取り組みを進めてまいります。