2020.02.05

　静岡損害保険暴力防犯対策協議会（会長：早川　正久・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 静岡支店長）は、1月28日（火）に第39回静岡県損害保険暴力防犯対策協議会総会を開催し、来賓・顧問・会員など25名の出席がありました。

　開会に際し、早川会長から、静岡県警察に対し、保険金不正請求事案検挙に係る謝辞を伝えるとともに、「保険金詐欺や不正請求防止に向けて、業界共通のデータベースの整備・高度化が重要であり、今後も静岡県警察本部をはじめ関係者と一致団結して犯罪の予防と、損害保険事業の健全な発展を図っていきたい」との挨拶がありました。

　顧問である静岡県警察本部刑事部組織犯罪対策課 山本　壽久 課長からは、静岡県内の暴力団構成員の状況が紹介されるとともに「暴力団組織の弱体化を進めていくために、さらなるご協力をお願いしたい」と挨拶がありました。
また、同じく顧問の公益財団法人静岡県暴力追放運動推進センター 西本　眞也 専務理事からは、「暴力団構成員は減少しているが、その危険性に変わりはない。多くの人の暴排への関心・意識が大きな力になることから、職場や家庭で関心の輪を広げていただきたい。」と挨拶がありました。

　その後、出席者全員で、暴力を排除し暴力団との交渉は断固拒否すること、および犯罪の未然防止に努め、警察活動に積極的に協力すること等の決議文を読み上げ、その意思を確固たるものにしました。

　続いて、静岡県警察本部による特別講演として、「最近の暴力団の情勢（組織犯罪対策課）」「保険金詐欺について（交通指導課）」「特殊詐欺の現状等について（生活安全企画課）」のテーマで講演がありました。

　当支部は、今後も引き続き、静岡県警察本部等と連携して、保険犯罪や不正請求の防止に向けて取り組んでまいります。