愛知県自動車盗難等防止協議会総会を開催
2020.02.28
さらなる部品ねらい件数減少のため、当協議会がナンバープレート盗難防止ネジを開発
愛知県自動車盗難等防止協議会(会長:小栗 一朗・名古屋トヨペット株式会社代表取締役社長)では、2月19日(水)、名古屋市のアイリス愛知で、愛知県 大村 秀章 知事、愛知県警察 川口 憲生 生活安全部長を来賓として迎え、総会を開催しました。
開会にあたり、当協議会の小栗会長から、「様々な取組みによって、自動車盗難認知件数は着実に減少している。『リレーアタック』について昨年7月に愛知県警による摘発もあり、対策の必要性が徐々に浸透している。一方、部品ねらいに着目すると、ナンバープレート盗難の割合が高く、対策が急務となっている。今後も官民一体となったオール愛知で、自動車盗難防止活動に取り組みたい。」と挨拶がありました。
来賓の大村知事からは「県内の自動車盗難件数は協議会の活動により、年々件数が減っており、感謝したい。ただし、件数は多いので、県としても防犯対策の徹底を広く呼びかけていく。」との挨拶があり、川口生活安全部長からは「自動車盗難が多発している県の1つであるという実態は変わっていない。自動車に関するあらゆる盗難被害の更なる減少を図るため、協議会と連携して、広報啓発活動を進めたい。」との挨拶がありました。
続いて、ナンバープレート盗難防止の新型ネジの製作発表を行いました。愛知県内では部品ねらいに占めるナンバープレート盗難件数の割合は年々高まっているため、(株)青山製作所に協力を要請し、従来の盗難防止ネジよりも、防犯性が高く、より安価なネジを開発しました。今後、県内の自動車販売店などを通じて、取付キャンペーンを実施する予定です。
この後、2020年度活動計画案等が了承され、次いで、愛知県警察本部生活安全部生活安全総務課地域安全対策室の小野田 弘樹 室長から「愛知県の自動車盗発生状況と対策」と題して講演がありました。
本協議会は、自動車盗難等防止活動に取り組み、安全で住みよい地域社会の実現に寄与することを目的として22団体・機関で構成されている団体であり、当支部が事務局として運営しています。愛知県内の自動車盗難の撲滅に向けて、今後もこうした取組みを進めていきます。