自動車盗難対策動画を作成
2021.05.20
愛知県自動車盗難等防止協議会(会長:小栗 一朗・名古屋トヨペット株式会社代表取締役社長)では、4月27日(火)に愛知県一宮市のカー用品店において、愛知県警察本部と合同で、自動車盗難防止動画の完成披露イベントを行いました。
本動画は愛知県警察本部や自動車セキュリティ機器メーカー協力のもと作成し、自動車盗難の際の開錠やハンドルロックの切断などを再現して、複数の防犯対策を促す内容となっており、愛知県自動車盗難等防止協議会のYouTubeチャンネルで動画を公開しています。
また、当日は当協議会が作成した動画の上映の他に、実際に盗難被害にあった車両(トヨタ車レクサスRX)や、タイヤロックやハンドルロックなどの自動車盗難対策用品の展示も行いました。盗難の被害に遭った車両は、ハンドルロックを外すためにハンドルが切断されていたり、純正のセキュリティ装置が無効化されていたりしています。
愛知県内における自動車盗難の被害は、今年に入ってから相次いでおり、1~3月の間に207件の被害が確認されています。前年同月時点と比べ46件も多くなっており、2021年3月末時点で全国ワーストとなっています。特にレクサスやランドクルーザーなど特定の高級車種に被害が集中しています。自動車盗難の対策としては、純正のセキュリティ装置に加え、タイヤロックやハンドルロックなど複数の対策を組み合わせることが重要になります。
愛知県内の自動車盗難件数の減少に向けて、当協議会では今後もこうした啓発活動を続けてまいります。