自転車シミュレータを鳥取県交通安全協会へ

贈呈式を開催 自転車事故の注意喚起活動に貢献

 日本損害保険協会中国支部(委員長:黒田 昌浩・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 常務執行役員)では、9月14日(月)に浜村警察署で行われた自転車シミュレータ(※)の贈呈式で、当支部鳥取損保会の神田 泰伸 会長(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 鳥取支店長)から鳥取県交通安全協会浜村地区協会の 田中 寛一 会長に目録の贈呈を行いました。

 自転車シミュレータの寄贈事業は、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した自動車事故の被害者支援事業・事故防止事業の一環として行っており、2015年度は全日本交通安全協会に寄贈した17台のうち1台が鳥取県交通安全協会に配備されました。本事業は、2014年度から行っており、鳥取県に寄贈されるのは初めてです。

 寄贈式では、神田会長から「自転車シミュレータを交通安全教室等で活用いただき、地域の自転車事故防止に役立てていただきたい」との挨拶を行った後、鳥取県交通安全協会 西垣 幸祐 専務理事から当協会に感謝状が贈呈されました。また、田中会長からは「高齢者による交通事故が多発している状況を踏まえ、自転車事故の注意喚起活動を含む各種の交通安全啓発活動において活用したい。引き続き連携願いたい」との謝辞がありました。

 なお、贈呈式前の懇談では、浜村地区では高齢化が進んでいることから、高齢者が加害者となる事故も多い現状について意見交換が行われ、当協会作成のチラシ「知っていますか?自転車事故の実態と備え」を本シミュレータと一緒に活用してもらうこととなりました。

(※)自転車シミュレータ

意見交換
目録贈呈:田中会長(左)と神田会長(右)
感謝状授与:神田会長(左)と西垣専務(右)
謝辞:田中会長
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