高齢者を対象とした交通安全の講演を実施

安全運転サポート車&公共交通体験実行委員会主催イベントに参加

 日本損害保険協会中国支部(委員長:嶋津 智幸・三井住友海上火災保険株式会社 執行役員中国本部長)では、2月20日(火)に呉工業高等専門学校で開催された安全運転サポート車&公共交通体験実行委員会(本委員会は,安全運転サポート車普及啓発協議会の取組の一環として行っている)主催のイベントにおいて、高齢者の交通事故防止を目的とした啓発活動を行いました。
 このイベントでは、呉市内の高齢者約80名が参加し、安全運転サポート車の乗車体験と交通安全に関する座学、公共交通機関の活用方法に関する解説等が行われました。
 当支部では、交通安全に関する座学の講師として、当支部のSAAアドバイザー(損保あんしん・あんぜん・アドバイザー)を派遣し、道路横断時の注意点についてチラシを用いながら解説するとともに、反射材を配付し、その効果を説明することで日頃からの着用を呼びかけました。また、イベントの後半ではブースを出展し、交通安全・災害避難・保険契約時のトラブル防止に関する情報提供を行いました。
 広島県における2017年の交通事故死者数に占める65歳以上の高齢者の割合は53.8%(91名中49名が高齢者)と過半数を超えており、依然としてご高齢の方が運転中や歩行中に交通事故に遭うケースが多くなっています。当支部では、安全運転サポート車普及啓発協議会の取組み等を通じて、引き続き高齢者の交通事故防止啓発活動を推進していきます。

イベントの実施内容

1.座学:公共交通に関して(呉工業高等専門学校)
2.座学:呉市の交通施策について(呉市)
3.座学:安全運転サポート車について(広島県警察本部)
4.座学:歩行中の交通事故防止について(一般社団法人日本損害保険協会)
5.衝突被害軽減ブレーキの体験(ダイハツ広島販売株式会社・幸誠スバル販売株式会社)
6.ペダル踏み間違い時加速抑制装置体験(広島トヨタ自動車株式会社)
7.バスの乗り方教室(広島電鉄株式会社)

中国運輸局花野課長からの主催者挨拶
呉高専神田教授からの講話
高齢者交通安全講習(損保協会)
当支部SAAアドバイザーによる ブースでの情報提供
衝突被害軽減ブレーキ体験(スバル)
ペダル踏み間違い時加速抑制装置体験(トヨタ)
呉市のゆるキャラ「呉氏」も来場

安全運転サポート車普及啓発協議会

 高齢運転者の関係する交通事故防止等対策等を協力に推進し、高齢者を含む県民が、安全に暮らせる交通社会実現のため、安全運転サポート車の普及啓発に賛同する各機関・団体が一体となり、情報の共有と各種イベント等での協働活動や正しい啓発・広報に取組むことを目的として2017年12月に広島県警が設立。当支部も事務局長が会員として参画。

損保(S)・あんしん(A) あんぜん(A) アドバイザー

 当協会が「地域における交通安全・防災・防犯等の安全意識啓発」など地域に密着した活動を実施するため、損害保険各社のOB・OGを講師派遣する制度。

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