原爆犠牲者慰霊碑に損保関係者が献花・参拝
2018.08.08
平和祈念式に合わせ「友愛の碑」に損保関係者400名以上が集まる
日本損害保険協会中国支部(委員長:中西 和博・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 執行役員中国本部長)では、原爆投下から73年を迎えた8月6日(月)、広島市主催の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)に合わせ、400名以上の損保会社・代理店職員などの損保関係者が「友愛の碑」に集まり、献花・参拝を行いました。
また、原爆投下時刻の午前8時15分には、平和の鐘に合わせて全員で黙とうを捧げ、平和への誓いを新たにしました。平和記念公園に続く道々では、ボランティアや地域の子どもたちが花を配布し、一般の方からも多くの献花がありました。
当日は安倍 晋三 内閣総理大臣が式典に出席したことに加え、海外から約85カ国と欧州連合(EU)の代表が来賓として出席するとともに、遺族や被爆者など多くの方が参列しました。
友愛の碑
原爆投下から20年が経過した1965(昭和40)年、広島の平和記念公園前の平和大通りに、原爆の犠牲となった損害保険会社職員89名の慰霊と平和へのいしずえを祈念して、当時の広島地方委員会(当支部の前身)が中心となって建立した記念碑。産業別の記念碑の設立はめずらしい。彫刻家の故・辻 晋堂 作。
4個の十字形は人間の形を表したもので、4は東西南北を示し、全世界を意味しています。彫刻の上の もう1つの十字形は死者、原爆犠牲者を表しており、4個の人の形によって、平和を希求する全世界の 人々の、愛と良心が原爆犠牲者の冥福を祈っていることを表現したいという願いが込められています。