鳥取県中部地震2年フォーラムで地震保険啓発
2018.11.14
鳥取県中部地震2年フォーラムで地震保険と防災取組みを紹介
日本損害保険協会中国支部(委員長:中西 和博・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 執行役員中国本部長)では、10月21日(日)に鳥取県倉吉市で開催された、「鳥取県中部地震2年フォーラム(主催:鳥取県・とっとり県民活動活性化センター)」に参加し、会場で地震保険の普及啓発と当協会の防災取組みの紹介を行いました。
当日は会場入り口に地震保険の概要に関するパネルを設置し、来場者にパンフレットの配布および説明を行うことで、地震保険や防災の重要性を知っていただきました。
「鳥取県中部地震2年フォーラム」が開催されたちょうど2年前、2016年10月21日(金)に鳥取県中部地震が発生し、最大震度6弱の揺れが鳥取県倉吉市、湯梨浜町、北栄町を襲い、大きな被害をもたらしました。
地震保険はこのような大きな地震が発生した後の生活再建に大きな役割を果たす保険です。鳥取県では鳥取県中部地震発生前の2015年度末には64.2%だった火災保険への地震保険の付帯率が、震災発生から約1年半が経過した2017年度末には69.0%に増加しました。しかしながら、まだ地震保険についてよくご存知無い方も大勢いらっしゃいます。
当日行われた講演の中で鳥取大学大学院工学研究科 香川 敬生 教授からは、鳥取県を含む中国地域北部で今後30年以内にマグニチュード6.8以上の地震が発生する確率は40%(鳥取県中部地震はマグニチュード6.6)という説明がありました。いつ、どこで大きな地震が発生してもおかしくありません。
当支部では震災発生後の生活再建における地震保険の重要性、防災の取組みの重要性を引き続き訴えて参ります。