山口県地区交通安全協会連絡協議会から感謝状
2019.03.29
当支部の高齢者事故防止を目的とした反射材普及活動が評価される
日本損害保険協会中国支部 (委員長:中西 和博・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 執行役員中国本部長)では、3月26日(木)に山口県総合交通センター交通学習館において、山口県地区交通安全協会連絡協議会 中谷 伸 会長から、当支部の高齢者交通事故防止を目的とした反射材普及活動に対し、感謝状が授与されました。
当支部では高齢者が夜間歩行中に自動車と接触する交通死亡事故が中国地方各県において多発していることから、高齢者宅の訪問活動を行っている団体との連携を強化し、高齢者宅訪問活動時に反射材シール付きの高齢者交通事故防止の啓発チラシを配付するとともに、反射材シールを靴等に貼り付ける活動を行っています。
山口県では今般、山口県地区交通安全協会連絡協議会を通じて山口県内全ての地区交通安全協会にご協力いただくとともに、山口県警察本部のご協力もいただき、延べ24,000人の方に反射材シールの展開を行いました。
2018年の山口県内の高齢者10万人あたりの交通事故死者数は約6.93人となっており、全国平均の約5.59人を上回っています。また山口県内では2018年に32名の高齢者が交通事故により亡くなり、そのうち6名の方が夜間道路横断中に自動車と接触し亡くなっています。
夜間暗い服装で歩いている歩行者はドライバーが下向きにライトを点灯していた場合、約26メートルまで接近しなければ視認できないと言われています。一方、反射材を着用した場合、約57メートル先からでも視認することができます。自動車が時速60キロメートルで走行していた場合、停止するまでに約44メートル進行するため、反射材を着用することで夜間歩行中に交通事故に遭う確率を低減することができます。
当支部では引き続き、悲惨な交通死亡事故を無くすため、反射材の普及活動等、交通事故防止の活動に邁進してまいります。