広島市と共催で地域防災リーダー研修会を開催

平成30年7月豪雨に関する教訓と地域における防災取組みの実践例について講演

 日本損害保険協会中国支部 (委員長:中西 和博・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 執行役員中国本部長)では、3月9日(土)に広島市役所本庁舎講堂において、広島市と共催で地域の防災リーダー等を対象とした研修会を開催し、地域の中心となって防災活動を行う防災士等、214名が受講しました。

 研修会は二部構成で実施し、第一部では、広島市が設置した「平成30年7月豪雨災害における避難対策等検証会議」の副座長を務めた広島経済大学経済学部メディアビジネス学科 松井 一洋 教授から、「これからの地域防災リーダー~平成30年7月豪雨災害を教訓に~」と題し、同検証会議の最終報告や平成30年7月豪雨での避難行動における問題点、防災リーダーの今後の役割と取るべき行動等について、講演がありました。

 続いて第二部として、認定特定非営利活動法人レスキューストックヤード 浦野 愛 常務理事から、「地域の防災活動活性化のための防災リーダー実践例」と題し、避難行動要支援者を対象とした地域における防災訓練の実践例等について、講演がありました。

 研修会終了後のアンケートでは、「自分が住む地域において、今後絶対犠牲者を出さないとの思いで地域防災活動に取り組んでいきたい。」、「本日聞いた話を地域住民にも共有し、紹介された防災訓練の実践例を自分たちの住む地域でも実践していきたい。」といったコメントが多数寄せられました。

 当支部では、今後も自然災害への備え、地域防災力の向上に資するための取組みを、行政機関や関係諸機関と連携し、推進していきます。

広島経済大学松井教授の講演
レスキューストックヤード浦野常務理事の講演
満員の会場の様子
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