原爆犠牲者慰霊碑「友愛の碑」に損保関係者が献花・参拝
2021.08.20
平和祈念式典にあわせて、約50名の損保関係者が集まる
日本損害保険協会中国支部(委員長:吉田 正紀・三井住友海上火災保険株式会社執行役員中国本部長)では、原爆投下から76年を迎えた8月6日(金)、広島市主催の平和祈念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)にあわせて、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努める中、約50名の損保会社社員や代理店職員などの損保関係者が、原爆犠牲者慰霊碑である「友愛の碑」に集まり、献花・参拝を行いました。
次いで、原爆投下時刻の午前8時15分には、平和の鐘にあわせて、原爆死没者に哀悼の意を表して、恒久平和の実現を祈り、全員で黙とうを捧げました。
参考までに広島市主催の平和記念式典では、菅 義偉 内閣総理大臣が平和祈念式典に出席したことに加え、被爆者や遺族など多くの方が参列しました。
「友愛の碑」
原爆投下から20年が経過した1965(昭和40)年、広島の平和記念公園前の平和大通りに、原爆の犠牲となった損害保険会社職員89名の慰霊と平和へのいしずえを祈念して、当時の広島地方委員会(当支部の前身)が中心となって建立した記念碑。産業別の記念碑の設立はめずらしい。彫刻家の故・辻 晋堂 作。
4個の十字形は人間の形を表したもので、4は東西南北を示し、全世界を意味している。彫刻の上の もう1つの十字形は死者、原爆犠牲者を表しており、4個の人の形によって、平和を希求する全世界の人々の、愛と良心が原爆犠牲者の冥福を祈っていることを表現したいという願いが込められている。