岡山県で横断歩道一時停止啓発キャンペーンを実施

啓発ポスター・チラシで、ドライバーに横断歩道での歩行者優先を呼び掛ける

 日本損害保険協会中国支部(委員長:吉田 正紀・三井住友海上火災保険株式会社 執行役員中国本部長)は、岡山県警察や関連団体と連携して、横断歩道一時停止啓発キャンペーンを展開し、啓発ポスター・チラシを作成、11月9日(火)に、岡山県警察本部において、贈呈式が行われました。

 岡山県における「信号機のない横断歩道での一時停止率」は10.3%と、全国平均30.6%を大きく下回り、全国ワースト1位になりました(2021年JAF調べ)。このような状況を改善し、不幸な事故を1件でも少なくするために、関係団体と連携して、ドライバーに横断歩道での一時停止を呼び掛けるキャンペーンを官民一体となって実施することとしました。

 キャンペーンには、岡山県警察をはじめ、岡山県、岡山県交通安全協会、岡山県損害保険代理業協会、日本自動車販売協会連合会岡山県支部、岡山県自動車整備振興会、岡山県自動車整備商工組合、JAF岡山支部、岡山県レンタカー協会、岡山県中古自動車販売協会(JU岡山)の11団体が参加、啓発ポスター750枚・チラシ17,000枚を作成して、そのうちの啓発ポスター210枚・チラシ8,000枚に加え、当協会作成の反射材8,000枚を岡山県警察に贈呈しました。

 贈呈式では、当支部岡山損保会 森本 卓 会長(三井住友海上火災保険株式会社 岡山支店長)から、岡山県警察本部 松田 秀生 交通部長に啓発ポスター・チラシおよび反射材を手渡しました。次いで、松田 秀生 交通部長から、交通事故防止に関する取組みに対し謝辞があり、「11月4日には総社市の交差点で不幸な事故が起きてしまった。官民一体となって、横断歩道での一時停止を徹底していく」と述べられました。その後、会場に集まった約40名の幼稚園児から「横断歩道で手を挙げて渡ります」という交通安全宣言がありました。
 贈呈式終了後には、岡山県警察本部庁舎前の信号機のない横断歩道を幼稚園児と高齢者が横断し、停止した車のドライバーにチラシを配付して、横断歩道での歩行者優先を呼び掛けました。

 当協会では、交通事故防止の取組みを推進し、引き続き、安全・安心な社会の実現に貢献していきます。

挨拶する岡山損保会・森本会長
啓発ポスター贈呈(右:松田交通部長)
チラシ・反射材の贈呈
幼稚園児たちの交通安全宣言
チラシを手渡す森本会長
横断歩道を渡る園児たち
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