自転車事故に対する備えを札幌市と呼びかけ
2015.04.09
~札幌市の「自転車保険加入促進パンフレット」の作成に協力~
日本損害保険協会北海道支部(委員長:三輪 隆司・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 常務執行役員北海道本部長)では、今般、札幌市の「自転車保険加入促進パンフレット」の作成に積極的に協力し、今後も自転車事故防止の啓発活動等で連携を強化していくことを確認しました。
札幌市では、自転車利用者が交通事故を起こした場合には被害者から高額な損害賠償を請求されることがあり、その際の備えとして「自転車事故に備える保険」や「TSマーク付帯保険」等への加入を呼びかけるために同パンフレットを作成しました。なお、自転車を安全に利用するためのルールやマナーについても紹介されています。
当支部では、当協会作成の冊子「知っていますか?自転車の事故」等を活用し、自転車事故に関する交通安全講演会や街頭啓発活動等を道内各地で行っています。今般、札幌市が作成したパンフレットにも同冊子の内容が盛り込まれるとともに、自転車事故に備える保険に関する情報が掲載されているとして当協会のホームページが案内されています。
札幌市では、雪融け後に自転車の利用者が急増することから、今回作成したパンフレットを市内の「まちづくりセンター」に設置するなど啓発活動を展開することとしており、当支部としても積極的に同市の活動に協力し、自転車事故の削減と自転車事故に備える保険の普及を図りたいと考えています。
当支部では、今後も関係機関と緊密な連携を図り、今回の自転車事故防止啓発活動をはじめ、各種の交通事故防止対策を積極的に展開し、道内の交通事故リスクの削減に努めていきます。