札幌市の交通安全イベントで高齢者交通事故防止を啓発

~「クイックアーム」体験で加齢に伴い低下する「認知」「判断」「行動」機能を測定~

 日本損害保険協会 北海道支部(委員長:桜井 淳一・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 執行役員 北海道本部長)は、2019年3月5日(火)に札幌市のシャトレーゼガトーキングダムサッポロで開催された「チャレンジ・ザ・交通安全」で、高齢者交通事故防止を啓発しました。当日は、約200名がイベントに参加しました。

 当協会のブースでは、北海道交通安全協会と連携し、加齢に伴い低下する「認知」「判断」「行動」機能をゲーム感覚で測定できる「クイックアーム」体験を実施しました。参加者からは「自分が想像していた以上に認知力、判断力、反射神経が衰えていることが認識できた。測定結果を踏まえ、今後は今以上に気を付けて日々の生活を送るようにしたい」との感想が寄せられました。
 また、2018年12月からインターネット上で公開している北海道内の「スリップ事故多発マップ」を紹介しました。

 今回で13回目となる本イベントは、札幌地区トラック協会札幌北支部と札幌方面北警察署が主催し、交通事故ゼロの社会の実現に向け、特に交通事故に遭いやすい高齢者に対し交通安全を呼びかけることを目的として開催されたものです。

 北海道警察によれば、2018年の北海道の交通事故死者のうち65歳以上の高齢者は56.0%を占め、前年より4.6%増加しています。また、75歳以上の高齢者は全体の36.2%を占めています。
 当支部では、今後も北海道内の関係機関・団体などと連携し、高齢者の交通事故防止に向けた普及啓発に取り組んでいきます。

「クイックアーム」を楽しむ来場者

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