エゾシカとの衝突事故防止啓発ポスターを作成

 日本損害保険協会北海道支部(委員長:山田 英司・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員 北海道担当)では、 北海道庁・北海道警察本部・国土交通省北海道開発局等と連携し、北海道内で多発しているエゾシカと自動車との衝突事故防止を呼びかけるための啓発ポスターを作成しました。

 北海道では、エゾシカとの衝突事故が2018年には2,834件発生しており、2004年以降の統計史上最多となっています。エゾシカの成獣に衝突すると車のドライバーや同乗者が負傷する場合があるほか、衝突を避けようと急ハンドルを切るなどして、さらに大きな事故に発展する可能性もあります。また、衝突により車両が大きな損傷を被る事例も多いこともあり、注意が必要です。

 ポスターは、エゾシカとの衝突事故の約4割が10月~11月の2ヶ月間に集中しており、発生時間帯が日没以降に集中していることを踏まえ、特に夕方以降、エゾシカの急な飛び出しに備えてスピードを落として前方に注意することを呼びかける内容としています。また、エゾシカとの衝突事故を避けるポイントとして、エゾシカが群れで移動することや、道路上で動きが止まること、道路では滑りやすいといったエゾシカの習性についてイラストを使用してわかりやすく紹介しています。

 ポスターは「道の駅」122か所や高速道路サービスエリア10か所での掲示を予定しており、これらの啓発活動を通じてドライバーにエゾシカとの衝突事故防止を呼びかけていきます。

 当支部では引き続き、損害保険会社・代理店や関係機関等との連携を強化しながらエゾシカとの衝突事故防止に向けた啓発活動を実施していきます。

啓発ポスター

エゾシカとの衝突事故防止啓発ポスター(PDF)はこちらから

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