冬のスリップ事故防止に向け、啓発チラシ・ポスターで注意喚起

~北海道警察「スピードダウンと路面状況に応じた早めのブレーキ操作・慎重なハンドル操作が必要」~

 日本損害保険協会北海道支部(委員長:古賀 博之・三井住友海上火災保険株式会社 常務執行役員 北海道本部長)は、冬期間(11月~3月)に北海道内で自動車のスリップ事故が頻発していることを受け、事故防止に向けた啓発活動を実施しています。具体的には、啓発チラシ・ポスターを作成し、北海道警察などと連携した注意喚起を行っています。また、過去5年間でスリップ事故が多発した地点を整理したマップを公開しています。

 北海道は、1年間の約3分の1が雪に覆われる積雪寒冷地で、冬期間には路面凍結によるスリップ事故が多発します。北海道警察の統計によると、スリップ事故は冬期間人身事故件数の約2割を占めているとのことです。加えて、北海道警察は、「スリップ事故防止には、スピードダウンと路面状況に応じた早めのブレーキ操作・慎重なハンドル操作が必要」と注意喚起しています。

 このような状況を踏まえ、冬のスリップ事故防止に向け啓発活動を継続して実施します。
 冬道を安全に運転する際に特に注意すべきポイントをイラストでわかりやすく説明した啓発チラシ・ポスターを北海道警察、北海道地区レンタカー協会連合会、さっぽろ観光案内所と連携して配布するほか、ポスターは「道の駅」や高速道路サービスエリアなどで掲示します。
 さらに、今年度は啓発意識の向上を目指し、北海道警察の協力をいただき、チラシにスリップ事故が発生する危険箇所を写真で示しています。
 また、昨年度に引き続き過去5年間(2016年~2020年)の事故データを基に、スリップ事故多発地点(当該5年間でスリップ事故が3回以上発生した地点)を示した「スリップ事故多発地点マップ」をWebで公開いたします。
 マップは、パソコンのほかスマートフォンやタブレットでご覧いただくことができます

啓発チラシオモテ面
ウラ面

更新:2022.01.17

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