嶺北消防組合消防本部へ高規格救急自動車を寄贈

~自賠責保険運用益活用で交通事故被害者救済を支援、累計寄贈台数は1,650台~

 日本損害保険協会北陸支部福井損保会(会長:千頭和 孝則・東京海上日動火災保険株式会社 福井支店長)では、嶺北消防組合消防本部に高度な救命医療機器を装備した高規格救急自動車を寄贈し、12月8日(木)に同組合会議室において受納式を行いました。

 受納式では、千頭和会長から、「損害保険業界では、自賠責保険の運用益を活用して、交通事故の防止・軽減および交通事故被害者救済のために事業を行っている。高規格救急自動車の寄贈もその一環であり、是非とも、地域の救急救命活動と、市民の皆様の安心で安全な生活のためにお役立ていただきたい」と挨拶がありました。

 その後、千頭和会長から消防組合管理者の 坂本 憲男 坂井市長に目録を贈呈し、北陸支部 長崎事務局長から副管理者の 橋本 達也 あわら市長にレプリカキーを贈呈しました。
 坂本市長は、「日本損害保険協会は、各種活動を通じて防災・減災に努めていることに敬意を表する。今回配備される高規格救急自動車を各地の災害現場で有効に活用したい。」と謝辞を述べ、千頭和会長に感謝状を贈呈しました。

 最後に、嶺北消防組合議会 坪田 正武議長から、「今回寄贈された高規格救急自動車は、救急業務のより高度な活動が可能となり、救命率向上に繋がる。心から感謝する。」と挨拶がありました。
 受納式閉会後に車庫に移動し、配備された高規格救急自動車の各種設備に関して説明が行われました。

 高規格救急自動車は、広い車内や搬送時に傷病者に負担が少ない架台、明るい照明器具のほか、最新の自動対外式除細動器(AED)などを装備しており、12月10日から丸岡消防署で運用を始めることになりました。

千頭和会長挨拶
目録贈呈
寄贈された救急自動車

※寄贈実績

  • 当協会では、1971年度から毎年、救急自動車を寄贈しています。救急救命士制度の発足に伴い、1991年度からはより高度な救急医療機器を装備した高規格救急自動車を寄贈しています。
  • 2016年度は全国に5台の高規格救急自動車を寄贈し、このうち1台が嶺北消防本部に寄贈されたものです。
  • 2016年度までの高規格救急自動車の累計寄贈台数は266台、救急自動車全体の累計寄贈台数は1,655台となります。
サイト内検索