福井県ではじめて警察に感謝状贈呈
2017.05.23
~柔道整復師による保険金詐欺事件の解決に感謝の意~
日本損害保険協会北陸支部 福井損保会(会長:千頭和 孝則・東京海上日動火災保険株式会社 福井支店長)では、5月17日(水)福井県警察本部交通部交通指導課、同交通機動隊および福井県敦賀警察署に感謝状を贈呈しました。
今回の事件は、2016年4月におきた交通事故で、柔道整復師が治療した患者の施術費を保険会社に水増し請求して約60万円をだまし取り、さらに患者らを雇用している建設業者が虚偽の休業損害証明書を作成し保険会社から保険金をだまし取ろうとしたものでした。
この事件を交通指導課、交通機動隊、敦賀警察署が検挙したことで、保険金詐欺の抑止にもつながり、社会公共性の高い損害保険事業の健全な運営に多大な貢献をしたとして、当協会からその功績に感謝の意を表したものです。
当日は、福井損保会の千頭和会長から「福井県で感謝状を贈呈する事例は初めてであり、大変感謝している。」と謝辞を述べ、福井県警察本部交通部交通指導課の小林 久人 課長、交通機動隊の加藤 治 副隊長並びに敦賀警察署の山田 英夫 署長に感謝状を贈呈しました。
福井県警察からは「事件が数回にわたりマスコミで報道され、反響があった。報道後、柔道整復師での長期治療がぴたりと止まった別事故の患者もいた。今後も引き続き損保業界と連携して、犯罪をなくすよう臨んでいく。」と決意が述べられ、今後も連携を進めていくことを確認しました。