高齢者交通安全ゼミナール(全7回)をスタート
2017.06.23
~高齢者の事故防止に向け石川県・石川県警察と共同で取組み~
日本損害保険協会北陸支部(委員長:川杉 朋弘・東京海上日動火災保険株式会社 金沢支店長)では、近年増え続ける高齢者の交通死亡事故防止対策として、石川県、石川県警等と共同で6月から12月までの間に県内7箇所で「高齢者交通安全ゼミナール」を開催します。
本ゼミナールは高齢者への総合的な交通安全指導として、講演の部と実践の部の2部で構成されます。第1回目は6月14日(水)に金沢市の瑞樹会館で地域の高齢者約40名を対象に開催されました。
ゼミナールの概要と当日の模様は以下の通り。
「平成29年度高齢者交通安全ゼミナール」の概要
実施時期
平成29年6月から平成29年12月まで
実施回数・場所等
- 回 数
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7回 (地域性、交通事故の発生状況等を考慮して開催)
- 会 場
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市町庁舎講堂会議室・公民館等(4回)、県内自動車教習所(3回)
- 参加者
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地域の高齢者、1会場あたり30名から70名
実施内容
⑴ 講演(30分)
- 講師
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日本損害保険協会北陸支部講師
- 演題
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「交通事故で失うもの」
- 内容
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交通事故の頻度の高い類型や、事故の被害者・加害者が失うものおよび刑罰等について
⑵ 実践(60分)
各種シミュレータを利用し、加齢による身体機能の低下を体感してもらうことにより、注意喚起を行う。
また、高齢ドライバーの事故防止策として、車線をはみ出した時に警報が鳴ったり、追突を避けるために自動ブレーキが作動する機能を搭載した先進安全自動車(ASV)を県内の自動車販売店と連携し、自動車教習所敷地で実車体験により、普及促進に努める。
シミュレータを体験する受講者
当支部では、引き続き高齢者の交通事故防止・減少にむけて取り組んでいきます。