自転車シミュレータを富山県交通安全協会へ
2018.10.17
寄贈式を開催、自転車事故の注意喚起活動に貢献
日本損害保険協会北陸支部富山損保会(会長:藤野 修・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 富山支店長)では、10月2日(火)に、富山県交通公園交通安全博物館にて開催された寄贈式で、自転車シミュレータ(※)を一般社団法人富山県交通安全協会に寄贈しました。
当日は、富山県交通安全協会から中島 貞治専務理事が、また、当協会から富山損保会の藤野会長が出席し、藤野会長から「自転車シミュレータを交通安全教室等で活用いただき、地域の自転車事故防止に役立てていただきたい」との挨拶を行いました。また、富山県交通安全協会 中島専務理事からは「このたびの自転車シミュレーター寄贈は非常にありがたい。昨日も県内で自転車事故が起きている。事故を減らせるように活用していきたい。」との謝辞がありました。
寄贈式の後には、寄贈された自転車シミュレータを日本損害保険協会および富山県交通安全協会の双方で、実際に操作するデモンストレーションが行われ、様々な機能を確認しました。また、自転車事故の状況や自転車の高額賠償事例、自転車保険などについて意見交換が行われました。
自転車シミュレーターの寄贈事業は、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した自動車事故の被害者支援事業・事故防止事業の一環として行っており、2018年度は全日本交通安全協会に寄贈した10台のうち1台が富山県交通安全協会に配備されました。
(※)自転車シミュレータ
自転車運転の際に起こりうる危険を体験することで、自転車乗用時のルール、マナー、危険予測を学習する機器。体験者が自転車部のペダルを踏めば、その速度に応じてモニターの映像が移動し、ハンドルを動かせばその方向に進み、実際に自転車を運転している感覚を得ながら学習することができる。