石川県損害保険防犯対策協議会総会を開催

県警が犯罪情勢、暴力団対策、保険金詐欺事件等の講演

 石川県損害保険防犯対策協議会(会長:佐々木 一光・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 金沢支店長)は、11月30日(金)10時30分から、金沢市のKKRホテル金沢で、第38回総会を開催し、来賓・会員など38名が出席しました。

 総会の開会にあたり、佐々木会長は挨拶の中で、近年、柔道整復師が関与する保険金詐欺事件が増えていること、不正請求事案対策として10月に保険犯罪防止セミナーを開催したことを述べ、不正・不当請求防止に関する取組みを強化し、保険制度の健全な発展と適正かつ円滑な運用にできる限りの努力をすると述べました。

 また、北陸財務局 長谷川 正浩 金融監督官から、マネーローンダリングにかかる取組みに関し、「損保会社も積立型保険などにマネロンリスクが顕在している。犯罪・テロにつながらないよう、対策の高度化、実効的な対応が求められる」との挨拶がありました。

 損害保険業界では、1979年から民事介入暴力対策および不正請求対策として、関連諸機関と連携を図り、健全な損害保険事業の運営を行うため全国にこのような協議会を設けています。当協議会は1981年5月に設置され、当支部が事務局として運営しています。総会の概要は次のとおりです。

石川県損害保険防犯対策協議会第38回総会 次第

1.開会の辞
2. 会長挨拶
3. 顧問挨拶
4. 来賓ご紹介
5.来賓ご挨拶
6.活動報告
7.講演
(石川県警察本部)
8.決議文発表
9.閉会の辞

(注)「損害サービス部会」は当支部の組織です。

サイト内検索