富山県警察に交通事故防止用機器を寄贈
2019.03.15
歩行者模擬横断教育装置を交通安全教育用に
日本損害保険協会 北陸支部 富山損保会(会長:藤野 修・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 富山支店長)では、3月11日(月)富山県警察に歩行者模擬横断教育装置を寄贈しました。
当日行われた贈呈式の概要は、次のとおりです。
○日時・場所:2019年3月11日(月)10時00分~10時30分 富山県警察本部2階会議室
○出席者<敬称略>
富山県警察本部交通部長 舘谷 健氏他3名
一般社団法人日本損害保険協会北陸支部 富山損保会 会長 藤野 修、同支部 事務局長 長崎 達
<式次第>
○目録贈呈 藤野富山損保会長
○寄贈者代表挨拶 同上
○授受者代表謝辞 舘谷交通部長
○機器作動デモンストレーション
贈呈式では、藤野会長から「自賠責保険は、法律によって加入が義務付けられている極めて公共性の高い保険であり、契約者から預った保険料から生じる運用益も、準備金として積み立てている。損保協会ではこうして積み立てられた運用益で『自賠責運用益拠出事業』を運営しており、その一つとして、都道府県警に『歩行者模擬横断教育装置』の寄贈を行うもので、富山県警においては本シミュレータを交通安全教室等でご活用いただき、是非とも、地域の横断事故防止等に役立てていただたい。」と挨拶しました。
これに対し、舘谷部長から「富山県では(1)薄暮時間の事故、(2)横断歩道のないところでの横断による事故、(3)日常のごみ捨てや回覧板の際の事故、が多いことが特徴的である。寄贈いただいたシミュレータは、(1)~(3)のすべてに対応したシミュレーションができる。この機器を交通安全セミナー等で活用し、交通事故を減らして行きたい。」との謝辞が述べられました。
その後、「高齢者交通安全見守り隊」によるシミュレータの実演があり、使用方法を確認しました。
※「歩行者模擬横断教育装置」:道路歩行の危険性を疑似体験させることにより、安全な歩行に必要な観察能力や危険予測能力を高め、交通安全意識を向上させるもの。例えば、子供の低い目線での歩行、近眼の人の視野での歩行、ドライバーからの視線、雪道での歩行や、雨の日の薄暮時の歩行などについても疑似体験できる。