「STOP!あおり運転!!」啓発チラシを作成!

石川県警察本部と共同作成。ドライブレコーダーの効果も訴求

 一般社団法人日本損害保険協会北陸支部(委員長:椿原 丈士・東京海上日動火災保険株式会社 金沢支店長)では、「令和2年 秋の全国交通安全運動」の実施に合わせて、今般、石川県警察本部と共同で、「妨害運転(いわゆる「あおり運転」)」の撲滅に向けた啓発チラシを作成しました。

 昨今、「あおり運転」が深刻かつ重大な交通事故を引き起こす危険性が社会問題化されてますが、当地石川県においても、石川県警のデータによると、「一定の違反(妨害(あおり)運転の対象となる10類型の違反)」による検挙件数が、昨年8月末で120件(年間:266件)であったものが、今年の8月末では195件と75件も増加している実態にあります。

 これを踏まえ、北陸支部委員長も委員として参加している石川県交通安全推進協議会では、本年「秋の全国交通安全運動実施要綱」における「運動の重点と実施事項」に「危険運転の防止」を盛り込み、「あおり運転」対策に取組むこととしており、今般、石川県警察本部と損保協会北陸支部とで共同して啓発チラシを作成することになったものです。

 啓発チラシの表面では、令和2年6月30日に施行された「妨害運転罪」の創設と罰則、「一定の違反」の10類型と危険運転致死傷罪の対象行為追加について解説し、裏面では、ドライブレコーダーの設置による「運転者自身の交通安全意識の向上」や「交通事故の事実関係の客観的把握」につながることなどの具体的効果や、あおり運転を受けた場合や交通事故を起こさないための「安全運転アドバイス」についても解説をしています。

 そこで、9月21日から実施されている同運動期間を中心に、今後、双方で本チラシを活用して、ドライバーに対して積極的に注意喚起を行うこととし、損保サイドでは、北陸支部委員会会員会社、代理店を通じて、自動車保険契約者等に幅広く提供していくこととしています(本チラシは、弊会のホームページ「協会各地の活動(北陸支部)」から、PDFデータのダウンロードが可能です。)。

 石川県内では、今年の交通事故死者数が既に現時点で昨年一年間の死者数を超える深刻な状況となっていることから、当支部では、今後も会員会社とともに県・警察と連携し、県内の交通事故の抑止に向け、交通安全啓発活動を鋭意推進して参ります。

チラシの表面
チラシの裏面

あおり運転防止啓発チラシ

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