石川県警と北陸支部委員会とで協定を締結

県内の交通事故防止対策に関して。単独での協定締結は、富山に続き「2例目」

 一般社団法人 日本損害保険協会 北陸支部(委員長:椿原 丈士・東京海上日動火災保険株式会社金沢支店長)では、この度、石川県警察本部 交通部との間で「交通事故防止対策に関する協定」を締結しました。

 都道府県警察と損保協会支部組織との単独での協定締結は、本年2月の富山に続き「2例目」となります。

 北陸支部では、これまでの間、石川県警察と協力して、交通事故多発交差点の周知や雪道のスリップ事故防止への注意喚起を目的とした啓発チラシの作成、高齢ドライバーを対象とした「いきいきシニアドライブ相談会」の共同開催など、県内の交通事故防止のために各種取組みを推進して参りましたが、更に今年度は、社会問題となっている、いわゆる「あおり運転」の抑止に向けた啓発チラシを共同作成したり、12月11日(金)から始まった「年末の交通安全県民運動」を中心に「反射材着用促進の共同キャンペーン」を実施するなど、連携の強化を行っているところです。

 今般、このような実績と、北陸支部としての真摯な思いや本気で交通事故の防止に取組もうとする姿勢が高く評価され、今だけの協力関係だけでなく、今後も、双方の連携による取り組みを継続して行っていくということで、協定の締結が実現したものです。

 協定書で北陸支部委員会は、損害保険会社としての強みを活かし、会員会社を通じて、自動車保険契約者等に対し、交通事故防止に関する注意喚起を行うとともに、石川県警察が実施する交通事故防止の取組みについて協力の上、連携して推進することとしています。

 協定の締結式は、12月10日(木)に石川県警察本部で行われ、石川県警察の南野交通部長からは、「協定の締結により、今後、益々、連携した交通事故防止対策を推進出来るようになったことに感謝申し上げる。」との謝辞が有り、一方、椿原委員長からは、「今後も、石川県警察の各種施策をご支援し、一致団結して取組みを推進して参りたい。」と述べました。

 当支部では、本協定に基づき、今後も石川県警察と連携しながら、より有意義で効果的な啓発活動を行うとともに、他県においても各地の実態を踏まえ、警察や自治体と連携した取組みを鋭意進めて参ります。

協定書への署名・調印
左:椿原委員長 右:南野交通部長
椿原委員長からの挨拶
共同作成ポスターとチラシの披露
サイト内検索