茨城県の交差点での交通事故防止啓発動画を作成
2021.12.01
~年末の交通事故防止県民運動期間に県民に向けた注意喚起~
日本損害保険協会 関東支部 茨城損保会(会長:岡本 圭司・三井住友海上火災保険株式会社 理事茨城支店長)では、茨城県で信号交差点での右折時衝突事故や高齢歩行者の死亡事故が多い現状を踏まえ、茨城県警察本部と連携し、茨城県内の交通事故を防止するための動画を作成し、ホームページに掲載しました。
年末の交通事故防止県民運動(12月1日~12月15日)が始まるこの時期に、①ドライバーと②高齢歩行者の事故防止の視点から、県内の事故防止について啓発しています。
動画は全体版、ドライバー版、高齢歩行者版の3編あり、それぞれ短時間で分かりやすく伝えています。
ドライバーに向けには、県内の信号交差点における対歩行者事故の約8割を占める「右折時の歩行者との交通事故」にスポットを当て、そのような事故を防ぐために、①横断歩道は歩行者優先であること②無理な右折をしないこと③信号は黄色で停止、停止線を越えて交差点に進入しないこと④車の死角に注意すること、についての注意喚起をしています。また、警察本部の推奨するライトの点灯時間やいわゆる「茨城ダッシュ」(※)についても危険な行為として、ドライバーに啓発しています。
さらに、高齢歩行者向けには、令和2年中の県内の死亡事故のうち、約50%は歩行中の事故であり、その約70%が高齢歩行者となっている状況を踏まえて、高齢歩行者の視点で、道路の横断時の注意や反射材の着用などを促す内容として注意喚起しています。
本動画については茨城県警察ホームページにもリンク掲載するとともに、警察本部のTwitter等で告知していきます。当支部では引き続き、警察や自治体、関係団体と連携し、県内の交通事故防止に向けて取り組んでまいります。
※「茨城ダッシュ」とは、交差点手前で赤色信号停止中、青色信号へと変わった瞬間、またはその直前に猛ダッシュで対向直進車よりも先に右折する行為で、交通事故発生の危険性が非常に高い交通違反です。