相楽中部消防組合へ高規格救急車を寄贈

救急救命活動の強化・拡充への貢献に期待

 日本損害保険協会近畿支部(委員長:山名 学・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 常務執行役員)では、2015年度に全国に寄贈する高規格救急自動車5台のうちの1台が京都府の相楽中部消防組合に配備されることから、2月4日(木)に同消防組合で寄贈式を行いました。

 寄贈式では、当支部京都損保会の梅本 祝幸 会長(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 理事京都支店長)から、相楽中部消防組合の管理者である木津川市の河井 規子 市長に目録とレプリカキーを贈呈しました。

 梅本会長は、「損害保険業界では、交通事故の防止・軽減および交通事故被害者救済のために様々な事業を行っている。救急自動車の寄贈もこの一環として行っているもので、本日、寄贈する高規格救急自動車を地域の救急救命活動と、市民の皆さまの安全で安心な生活のために大いに役立てていただきたい」と寄贈の挨拶を述べました。
 河井市長からは「高齢化が進む中、救急自動車のニーズはますます高まっていくものと思う。寄贈いただいた高規格救急自動車を活用して、地域の安全・安心を高めていきたい」と謝辞が述べられました。

 今回寄贈した高規格救急自動車は、従来型の救急自動車に比べ、広い車内空間を備え、傷病者の振動等を軽減させるための防振架台や換気装置、冷暖房設備等、救急救命士が高度な救急救命処置を十分に行うことのできる設備を備えた救急自動車です。近年、救急搬送時間が伸長している中、救命率の向上のため、高度な処置ができる高規格救急自動車の確保は不可欠となっており、今回の寄贈車両が、市民の安全安心な暮らしに大きく貢献することを期待しています。

河井市長(左)、梅本会長(右)
梅本会長挨拶

※寄贈実績

 当協会では、1971年度から毎年、救急自動車を寄贈しています。救急救命士制度の発足に伴い、1991年度からはより高度な救急医療機器を装備した高規格救急自動車を寄贈しています。
 2015年度までの高規格救急自動車の累計寄贈台数は261台、救急自動車全体の累計寄贈台数は1,650台となります。

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