支部防災博士が「ぼうさいダック」を実演

滋賀県子ども会連合会のイベントで「ぼうさいダック」の実演等で防災啓発活動

 日本損害保険協会近畿支部(委員長:高野 耕一・東京海上日動火災保険株式会社 常務取締役)では、11月27日(日)に滋賀県米原市の県立文化産業交流会館で開催された滋賀県子ども会連合会主催「遊びの宝島へGO(行こう)!」に当支部が協力を依頼している防災博士(※)1名とともに参加し、防災啓発活動を行いました。

 「遊びの宝島へGO!」は、子どもたちが体験・交流することにより、幅広い人間関係から「遊び」の広がりと、子どもたちの輪が広がることなどを願い開催されています。当日は、雨にもかかわらず3,000人以上が来場しました。

 当支部では、遊びを通して、子どもたちに「自分の身は自分で守る」こと、および「防災」について学んでもらうことを目的に、2012年度から毎年参加しています。

 当支部のブースでは、「ぼうさい探検隊」のマップと「ぼうさいダック」のカード展示を行ったほか、ブースの来訪者に防災グッズ作りを体験してもらいました。また、ステージでは、カードゲーム「ぼうさいダック」を実演し、子どもたちに災害などの時に体や命を守るために咄嗟にとってほしいポーズを覚えてもらいました。

 「ぼうさいダック」の参加者やブースの来訪者からは、「遊びながら防災について学ぶことができた。いざという時に覚えておくといいと思った。」などの感想が多くありました。

(※)当支部の防災博士は、各地で幼稚園での「ぼうさいダック」実演や、地域の児童館、子ども会などで「ぼうさい探検隊」の取り組みを推進しています。

 当支部では、今後もこうした機会を通じて「ぼうさい探検隊」や「ぼうさいダック」の周知、普及啓発に取り組んでいきます。

「ぼうさいダック」の実演
ゴミ袋を使った簡易雨合羽作り

「ぼうさい探検隊」とは

 子どもたちが楽しみながらまちにある防災・防犯・交通安全に関する施設や設備などを見て回り、身の回りの安全・安心を考えながらマップにまとめ発表する、実践的な安全教育プログラムです。

「ぼうさいダック」とは

 安全安心の「最初の第一歩」を子どもたちが実際に身体を動かし、声を出して遊びながら学んでもらうためのカードゲームです。カードは全部で12種類。災害や日常の危険のほか、挨拶やマナーといった日常の習慣についても学べるようになっています。

「防災グッズ作り」とは

 新聞紙を使ってスリッパを作ったり、ゴミ袋をハサミで切って簡易雨合羽を作ったりする活動です。

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