京都府宮津与謝消防組合に高規格救急車を寄贈
2020.12.16
特別名勝「天橋立」の地の救急救命の一助に!
日本損害保険協会近畿支部(委員長:平松 均・東京海上日動火災保険株式会社常務取締役〔代表取締役〕)では、12月14日(月)、京都府・宮津与謝消防組合消防本部(管理者:城﨑 雅文 宮津市長)にて受納式が開催され、高規格救急自動車を寄贈しました。宮津与謝消防組合への寄贈は2009年度以来となります。
当日は、今年一番の寒波が押し寄せるみぞれ交じりの雨の中、宮津市の 城﨑 市長、与謝野町の 山添 藤真 町長(宮津与謝消防組合 副管理者)、伊根町の 上山 富雄 副町長、宮津与謝消防組合消防本部の 石倉 学 消防長(消防司令長)ほか多数のご来賓・関係者が参列される中、受納式が開催されました。
冒頭、京都損保会の 西尾 大樹 会長(東京海上日動火災保険株式会社京都支店長)から、「京都府における高規格救急自動車の寄贈は、今回の寄贈車両を含め6台目。地域の救急救命活動と、地域住民の皆さまの安全で安心な生活のために大いにお役立ていただきたい」と挨拶の上、目録およびマスコットキーを贈呈しました。続いて、特別名勝「天橋立」ほか国内外の観光客が多数訪れる当地の消防組合を代表して、城﨑 宮津市長から、謝辞とともに寄贈に対する感謝状が授与されました。また、受納式後は、出発式が催され、配備される宮津与謝消防署 橋北分署へと向かう走行デモンストレーション、主要装備の説明を行うお披露目式が行われました。
損害保険業界は、保険事業を通じて交通事故被害者の救済を支援しておりますが、同時に自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した拠出事業でも交通事故被害者の救済を図っています。救急自動車の寄贈事業はこの事業の一環として行われているもので、1971年度以降、延べ1,675台を全国の消防本部に寄贈しており、1991年度からは、救急救命士制度の発足に伴い、従来型の救急自動車に代えて、より高度な救急医療機器を装備した高規格救急自動車を延べ286台寄贈しています。今年度、近畿支部管下では京都府と和歌山県に寄贈します。
京都損保会は今後も地域の救急救命活動の支援等安全・安心の向上のための社会貢献活動を行っていきます。