2020.12.18

　日本損害保険協会近畿支部（委員長：平松　均・東京海上日動火災保険株式会社常務取締役〔代表取締役〕）では、12月16日（水）に滋賀県警察本部において、同警察本部交通指導課（課長：前田　智宏 警視）に対して感謝状を贈呈しました。

　本件は、コンビニエンスストアの駐車場等で、停車のために後進中の高齢ドライバーばかりを狙って体をぶつけ、所持品を落とすことで「当てられて壊れた」と高齢者が契約する保険会社から保険金をだまし取る行為を繰り返していた詐欺事件を滋賀県警察本部交通指導課、米原警察署、彦根警察署が連携して、地道な立証作業を行うことを通じて立件いただいたことに対して、社会公共性の高い損害保険事業の健全な運営に多大な貢献があったとして、感謝の意を表したものです。
　
　滋賀県警察本部で行われた贈呈式では、当支部 滋賀損保会の 坂田　純恵 会長（滋賀県損保特殊暴力対策協議会会長を兼務。東京海上日動火災保険株式会社 理事滋賀支店長）から 同警察本部を代表して 熊谷　浩一　交通部長（警視正）に対して感謝状を贈呈しました。贈呈に際し、坂田　会長は、「事故を起こしてしまったと心配する高齢者の動揺を思うとたまらない思いがします。粘り強い捜査により事件を検挙し、今後起きたであろう同様事案を未然に防いでいただき、地域社会に安心感を与えていただいた今回の立件は非常に心強い思いがいたしました。そして、保険制度を悪用する保険金詐取行為を防いでいただき、損害保険事業の健全な運営に多大な貢献をしていただきました。」と、地道な捜査を行っていただいたことに対して謝意を述べました。
　なお、新型コロナ感染拡大期でもあり、米原署、彦根署への感謝状は交通指導課から回付をいただきました。

　日本損害保険協会では、健全な損害保険事業の運営を行うため、日頃から警察本部等関係機関と連携を図っています。今後も各警察本部等と連携しながら、不正請求の排除に向けて取り組んでまいります。