2020.12.22

　日本損害保険協会近畿支部（委員長：平松　均・東京海上日動火災保険株式会社常務取締役〔代表取締役〕）では、12月18日（金）、兵庫県神河町で寄贈式を開催し、神河町消防団に小型動力ポンプ付軽消防自動車を寄贈しました。なお、兵庫県神河町への寄贈は今回が初めてとなります。

　当日は、新型コロナウィルス感染拡大局面ということもあり、三密を避けるため神河町役場本庁舎の正面玄関前において、寄贈式を開催しました。
　冒頭、寄贈車両の紹介に続き、当支部・兵庫損保会の　東　秀明 会長（東京海上日動火災保険株式会社神戸中央支店長）から、「万が一の災害や事故発生の際に、今回寄贈した軽消防自動車がその性能をいかんなく発揮して、皆さまの生命と財産を守ることができますよう祈念いたしております」との寄贈者挨拶に続き、目録を神河町の　山名 宗悟 町長に贈呈しました。続いて、マスコットキーを神河町消防団の　平岡　靖浩 団長に贈呈しました。
　山名 町長から「常備消防のない神河町にとって消防団は非常に重要な存在。大きな被害は出ていないが自然災害対策は喫緊の課題。消防団への今回の寄贈は非常に有難い。寄贈いただいた機材を住民の安全のために活用したい。」との謝辞がありました。その後、平岡 消防団長からも感謝の言葉があり、寄贈消防車両・ポンプの仕様及び操作説明、記念撮影で寄贈式を終了しました。
　
　当協会では、全国の消防力・防災力の強化・拡充のため、今年度寄贈分（全国自治体および離島に15台を寄贈）を含め、消防自動車等を1952年度から累計で3,474台寄贈しています。今回寄贈した小型動力ポンプ付軽消防自動車は、軽四輪駆動車をベースとして、悪路での走行や狭い道路での消火活動に機動的に対応することができ、迅速な初期消火・初期救命が可能なものとなっております。操法大会の上位入賞常連の神河町消防団への資機材寄贈により、町民の安全・安心の拠りどころとなることを祈念します。
　当支部兵庫損保会では、引き続き、地域の防災力強化支援に取組んでまいります。