キン肉マンを自動車関連犯罪の「防犯正義超人」に任命
2022.10.14
「車を狙った犯罪はいらんですよ!」“5つの防犯技”を呼びかけ
日本損害保険協会近畿支部(委員長:山口 和寿・損害保険ジャパン株式会社常務執行役員)では、大阪、京都、兵庫の3府県警察と連携した「3都プロジェクト」を通じて、自動車盗難の防止に取り組んでいます。
今般、同プロジェクトにおいて、人気漫画の主人公「キン肉マン」を「防犯正義超人」に任命し、動画やポスター、リーフレットを作成して自動車関連犯罪の被害防止を呼びかけることとし、10月7日(金)に任命セレモニーを実施しました。
セレモニーでは、大阪府警察の奈良澤 光昭生活安全部長から「被害者、自動車ユーザーともに40代から50代の男性が多いことから、同世代の署員が集まって検討し、あらゆる年齢層に認知度があり、特にこの世代に親しまれているキン肉マンを起用することにした。作者のゆでたまご先生のご快諾により実現したもので、キン肉マンの力で府民の防犯意識を高め、被害の防止を図りたい」との挨拶がありました。
その後、キン肉マンが会場に登場し、奈良澤生活安全部長から委嘱状が、平山 信幸府民安全対策課長からタスキが贈呈され、作者のゆでたまご氏から「大阪にルーツのある自分としては大変光栄なことで、大阪、京都、兵庫の皆さんの防犯意識を高める一助となれば、一人のドライバーとしてもうれしく思う」とコメントが寄せられました。
また、今回のポスター等をデザインしたHAL大阪に対して、奈良澤生活安全部長から感謝状、当支部の田中事務局長から副賞が贈呈されました。
昨年1年間に大阪府で発生した自動車本体を盗む自動車盗難は519件、車内の荷物を盗む車上ねらいは3,509件、自動車の部品や付属品を盗む部品ねらいは2,811件で、自動車盗難は全国ワースト4位、車上ねらいと部品ねらいはともに全国最多となりました。
こうした状況を踏まえ、当支部では、自動車盗難等の撲滅を目指して各府県警察と連携した各種啓発を実施しており、今回のプロジェクトもその一環です。
当支部では、今後も各府県警察等と連携し、防犯対策の推進に取り組んでいきます。